土曜日に、大学の卒業20周年集会なるものに参加してきた。
行ってびっくりしたことがある。なんと


知っている人が誰もいなかったのだー


もちろん、事前に行くことを確認していた同じサークルのYちゃん、O君、
同じ店でバイトしていたT君はいたんだけど、それ以外に
100名以上もいる、同じ年に同じ学び舎にいた人に
誰一人として顔も名前も知っている人がいなかったのだ・・・。

私、4年間、なにしてた?


まあ、言い訳すると、心理学科は文学部と言いながらも理系みたいなもので
心理学科の建物の中でまとまって実験などをしていたのだ。
さらに、学年60名の小所帯で、
さらに、どっちかっていうと、興味が内面にある人が多いので、
こうした公の場に出てくるタイプの人も少なかったりするのだ。


華やかな経済学部、法学部、文学部の他の学科の人たちが
「わあー久しぶり!」
なんていいながら、喜びあう姿を横目でみながら、少し寂しい私でした・・・。
(連れの3人も、それなりに1人か2人は懐かしい再会をしていたっていうのに・・・。)


それでも、現在の応援団がチアガールとともに登場し、
懐かしい応援歌の合唱をして、
(神宮によく行っていただけあって、歌詞、覚えていました)
少し元気になった。
応援団の若者を見て、友人が
「うーん、今の若者にもこうした子がいると知ってうれしい!」
と言っていたが、本当にそうかも。

チアガールみーよやじゅーじのおー

現在の総長が、昔のタイムカプセルの話をしていた。
今でこそ大学進学率が50%と2人に1人が大学に行くが、
昔は1割にも満たなかった。
その頃の学生はタイムカプセルに
「自分は大学に行って学べる数少ない恵まれた学生なのだから、
自分のためにはもちろん、社会のために勉強する」
と言う想いを綴った文章があったという。

私は、どうだっただろうか。
少なくとも「社会のために学ぶ」という意識はなかった。
それでも、勉強は楽しかったし、
仕送りをしてくれる両親には感謝をしていた。

今の学生はどうだろうか。
みんなが行くから?
結論を先送りしたいから?

少なくとも自分にとって
なんらかの「学ぶ目的」があることを
期待するのだが。