子どもの体力は落ちているという。
文部科学省の「体力・運動能力調査」結果データには、昭和60年との比較データがいろいろと載っている。うちの長男9歳を見ると、、ボール投げはおよそ20年前の昭和60年(1985年)の9歳より6メートル、立ち幅跳びで12センチも少ない。その間の1995年のデータで見ると、ボール投げはあまり変わっていないが、立ち幅とびはさらに、下降している。
立ち幅跳びの低下に比べてボール投げはこの10年間ではキープしているてことは、足腰は弱っても肩はまだ大丈夫ってことかしら。
うちの長男は、週に二回スイミング、週に二回野球、平日は学童で「かたき」なるボール遊びや、校庭開放でサッカーを延々やっているらしく、この「2時間以上」に該当かな。私も、子どもの頃は、毎朝クラスで20分くらいマラソンするか雨の日は縄跳び1000回、放課後は毎日校庭でソフトボールやポートボール、夏は水泳、冬はスケートだったので、この2時間以上な子だった。
この間、学校からの報告を見ると、息子の学校は区の平均より悪く、区は都よりも悪い・・・と書いてあったように思う。
運動習慣ももちろん影響するだろうが、このテレビ視聴時間別に差が出ていることも、興味深い。さらにこれにゲーム時間なども加えるともっと差が出るかもしれない。
うちは学童から帰ってきて(もしくは週に2回は水泳)6時過ぎで、それから食事、宿題(基本学童でやってくるので音読など)、風呂に入ったらもう9時だ。たいてい9時~9時半就寝なので、その間に、バラエティやドラマを見ることはできるが、30分単位だ。3時間以上テレビを見るなんて不可能なんだけどな・・・。
さて、うちは、これまで家ではゲーム禁止を貫いてきた。
理由としては、その時間があったら、「身体をつかって」「お友達と」「いろいろな」遊びをしてほしかったから。&どうも子どもが1人で小さなゲーム機にぴこぴこと向かっている姿がなんだか違うよなーということだろうか。
ただし、実家ではゲーム可にしてあげていた。ゲームキューブやプレステがおいてあり、特に野球ゲームを一生懸命やっていた。
さらにGWにばーちゃんがニンテンドーDSを購入してあったので(脳トレのため)、ソフトだけ買ってあげて、ばーちゃんのゲーム機借りてDSも可だった。
しかし、3年生ともなると、お友達がたいてい持っている。この夏休みに学童で過ごす長男は、友達のゲーム機を借りたりしているようだが、「借りるときは10分」というルールの中でやっているらしい。
これは、自分でルールを決めて約束を守るためのいいチャンスだと思い、9歳の誕生日としてDSを購入してあげることにした。
ただし、約束事をいろいろとした
・児童館では一日1時間。
・平日の夜はやらない。
・土日も宿題が終ってから。一日1時間を越えない
・妹にも貸してあげる
・弟の前ではやらない(2歳は壊すから)
・友達にも貸してあげる(今まで借りてきたから)
そして、今日うれしそうにDSを持って学童へ行った。
「DS用の袋を縫ってね!」
というので、縫ってあげることにした。
私だって独身時代はドラゴンクエストにはまり、長男妊娠中はやることもないのでぷよぷよなどをやっていたし、自分である程度コントロールできるようになったら、いくらでもやればいいと思う。
でも、今はもっと大事なことに限られた時間を使ってほしいなと思う母なのでした。
余談であるが、DS(今はライトらしい)をいざ購入しようとしたらどこにも売っていない!
たまたま土曜日に朝通りがかったTSUTATAに「今入荷した」と10台くらいあったので、すぐに購入した。あとでお友達のパパにこの話をしたら、
「うちの買おうと思って11時にTSUTAYAに行ったらもうSOLD OUTでした!」
そんな大変なんだ・・・。
そして、ついでに脳トレを購入した母でした。



