ふしぎな南風
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いつものランニングコースから離れて国道を北へと走り、

多摩川に架かる橋を渡り切ったところで川沿いに降りて、

今度は混雑した堤防の道を下流に向かって走り始める。

右手に河川敷のグラウンドの少年野球を眺めつつ走り続けると

左手に次々と飛行機が飛び立つ羽田空港が見えてきた。


多摩川の河口付近まで約10kmのランニング。

狭い砂浜の水辺に30人ほどの人達がしゃがみ込んでいる。

堤防を降りて近付いてみると、バケツにたくさんのしじみを採っていた。

堤防に腰掛け日射しを浴びてRadioheadを聴きながら、

潮干狩りをする人達と飛び立つ飛行機を眺めつつ

30分ほど休憩してまた家まで10km走って帰った。


上原ひろみの「Voice」を聴く。

それは美しいピアノの音色を聴きながら、少し幸せに少し切なく、

明日は仕事なのに眠れずに過ぎ去った

ランニング日和で潮干狩り日和な日曜日だった。

四月はアメリカ出張があったりでバタバタと忙しかったが、

少しずつ体調も元に戻ってきて、ジョギングもかなり走れるようになってきた。


映画館で「トゥルー・グリット」「わたしを離さないで」を、

DVDで「悪人」「大統領の陰謀」などを観たので少しだけ感想を書いておく。


「トゥルー・グリット」はリメイク映画ということもあり、

コーエン兄弟特有の奇妙なストーリー展開はないが、

しっかりと楽しめる映画らしい映画だった。

ジェフ・ブリッジスと主人公の女の子が良かった。


「わたしを離さないで」は、残念ながらあまり面白くなかった。

小説では、カズオ・イシグロがいつも書く取り戻せない大切な時というテーマと、

SF的で特異な舞台設定が、絶妙なバランスで丁寧に描かれていくのだが、

映画では、そのバランスと丁寧さが感じられなかった。

ただ個人的な小説への思い入れが強いので、辛口になっているのかもしれない。

評判は良いようなので。


「悪人」は小説がとても良かったのと、

主人公のイメージに深津絵里がとても合っている気がして観てみた。

これも小説の方が面白いけれど、映画もとても良かった。


「大統領の陰謀」は、ウォーターゲート事件を追うワシントンポスト紙の

ジャーナリストの活躍を描いたアラン・J・パクラ監督の作品。

地味な映画だがやはり面白かった。

若いロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンも格好良いのだが、

編集主幹役のジェイソン・ロバーズが素晴らしかった。


先日、箱根のポーラ美術館に行った。

森の中にあるとてもきれいな美術館だった。

藤田嗣治展が行われていて、作品をまとめて見ることができた。

常設展示では、ピカソ、ゴッホ、ルノアール、モネ、シャガールなどの西洋画や

日本画、中国陶器、化粧品会社だからなのか化粧道具も展示されたいた。

ゴールデンウイーク中だったが、さほど混雑も無くゆっくりと見ることができた。

帰りは渋滞に巻き込まれたが。

今日は1ヵ月振りに走った。

少し桜が咲いていた。4月になったんだ。


何度かブログをアップしようとしたのだけれども、

どうも出来なかった。


先回、ブログをアップした日曜日、

体調が悪いなあと感じていたのだが、

低気圧が迫っていて偏頭痛だろうと思っていた。


月曜日には仕事を早退し、火曜日には休むこととなった。

しかし休みの間も病院には行かず、火曜日の夜になってやっと、

これは別の病気だと気が付いた。

しかし、あまり仕事を休む訳にもいかないので水曜日は気力で出社し、

退社後病院へ行くと40.5℃の熱があった。

点滴をしてもらった後、処方された薬を飲んで寝た。

熱は翌日にはかなり下がったが、

完治するのに2ヵ月程度掛かると言われ、

仕事をしながら通院し、運動は禁止された。


そんな時、今回の大震災が起きた。

事務所の天井のパネルがバラバラと落ちてきて、

生まれて初めて本気で机の下に潜った。


直後に宮城県沖が震源であることを知り、

震源から遠く離れた場所で自分が感じた揺れの大きさと、

10mの津波が来るというニュースを聞いた時、

一人でも多くの人が安全な場所へ逃げているようにと願った。


その後、報道され続ける被害は、

僕の想像をはるかに超える甚大なもので、

テレビの画面を通じてとはいえ、自分が住むこの国で、

一度にこんなに多くの人の不幸、困難、深い悲しみを

目の当たりにすることになるなんて思ってもみなかった。


病気で体力が落ち、気持も滅入っていたこともあるかもしれないが、

少しの間、ニュースを観ることも出来なかった。受け止めきれなかった。


今月、出場を予定していた茨城でのマラソン大会の中止が決定した。

もともと体調を崩してまったく走っていなかったし、

海外出張の予定が入っていて、帰国が大会の2日前という状況もあり、

地震が起きる前には、今回は参加を見送ろうと思っていた。


でも最近になって、もし大会が開催されるならば、

前日に現地に入り、そこで夕食を食べ、予約したホテルに宿泊し、朝食を食べ、

どんなタイムであれ完走し、土産物の一つでも買って帰ろうと思っていた。

それも自分の出来ることの一つなんじゃないかと思っていた。


しかし開催地の被災状況は、これも僕が思っていた以上に酷く、

とても大会を運営できる状態ではないということだった。


多くの参加予定者から、中止にして参加費用を被災地の復興に使ってくださいと申し出があり、

参加費用は義援金として寄付されることになった。

何だか自分だけが自分のことしか考えていなかったような気分になり、

また少し落ち込んだりもした。


自分に出来ることは、僅かな募金と節電協力くらい。



過度な自粛を唱える人の中には、被災者を思いやる優しさを持った人も多いのだと思う。

だけど元々厳しかった経済状況の中、原発問題の長期化や計画停電の実施で、

被災地以外の経済活動も、ますます停滞している。

その上さらに過度な自粛ムードが広まって、イベントが中止なったり、街に人出が減ったりすることで、

本当の意味で死活問題となる個人事業者や中小企業、そこで働く社員やパートの人たちが、

たくさんいることも忘れてはいけないと思う。

そして長期間に渡るであろう継続的な支援が必要となる被災地の人達を支えていくのに、

それ以外の地域が、もうそんな余裕はありませんとなってしまったら、一体誰が支援するのだろう。


経済状況が悪化して、最初に厳しい状況に追い込まれるのは弱い立場の人たちだ。


だから僕は、自分の生活ペースを取り戻しながら、

ほんの少しであれ自分が出来る範囲で、今まで以上に外出して、

食事をしたり、買物をしたり、映画を観たりしようと思う。


そして最近そう心掛けているように、明日からも、普段の3割増の元気で「おはよう」と言おう。

キム・ジウン監督の「悪魔を見た」を観た。


駅のポスターが目に入って、

映画館に寄ってみたら、丁度始まるところだったので観てみることにしたのだ。


韓国映画はあまり観ることがなくて、

キム・ジウン監督のことも、

スーパーヘビー級のサイコ役を演じるチェ・ミンシクのことも知らなかった。

主演のイ・ビョンホンは女性に人気のある俳優だと知っているが、

作品は観たことがない。


とにかく、こんなに残酷で胸がむかつく映画はないだろう。


よく映画祭で、暴力シーンで席を立つ人がいたなどとニュースで聞くが、

本当に席を立ちたくなるような執拗で残虐な暴力シーンの連続で、

実際、何人か席を立って出て行った。


執拗かつ異常なまでの復讐を行う伏線として、

あれだけの残酷なシーンが必要だと判断したのだろうが、

とにかく酷い。


二人の怪演は凄まじい迫力だし(特にチェ・ミンシク)、

決して殺さずに、執拗かつ過剰な復讐をするストーリーには

面白さもあるけれど、とにかく残酷なシーンしか記憶に残らない。


暴力や血が苦手な人はもちろん、

イ・ビョンホン目当てだけの人、

初めてのデートの人なども観ないほうがいいだろう。


僕も二度と観ないだろう。

先日、中国の蘇州に行った。

東京よりも少し寒いように感じた。


湖の側にあるホテルに泊った。


ふしぎな南風












映画館があったので覗いてみた。


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ハリウッドスターの中国名が書かれたポスターもあった。


中国でレストランに入ると注文していないのに

最初に薄くカットした西瓜が出てくる店がある。
ふしぎな南風

はたしてこれは、最初に食べるのか、

食事中に食べるのか、食後に食べるのか、

いや、「注文してないぞ」とクレームすべきなのか、

しばらく様子を窺っていると、

僕の後から入ってきて近くの席に付いた男性が、

出されるやいなや、西瓜に齧り付いた。


お通しなのか・・・

一つ食べてみるが、冬に食べるスイカはあまり美味しくない。

しかし、油っこく時に辛い料理を食べる合間に、

西瓜を食べてみると甘くてさっぱりして、何とも美味しいのだ。


恐らく、お通しでもあり、箸休めでもあり、デザートでもあり、

どのタイミングで食べてもいいのだろうと勝手に結論した。


半日時間が空いたので市内を観光した。

蘇州は東洋のべネチアと言われたことがあるらしく、

水路で埋め尽くされているのだが、

残念ながら限られた時間で私が歩いた辺りには

ベネチアのような美しい水路は無かった。


ふしぎな南風

屋台でネギ焼き的なものを買って食べた。

ゴマ油の香りがして美味しかったです。一元。
ふしぎな南風

拙政園と獅子林という二つの庭園を見学した。


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拙政園 1500年頃に造られた庭園だそうです。



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獅子林 元の時代に造られたそうです。

不思議な形の岩がたくさんありました。


中国の庭園を見たのは初めてだったが、

やはりヨーロッパや日本の庭園とはまるで違う雰囲気があって

とても面白かった。


博物館も見た。


発掘品やら彫刻、衣装、絵画、書道など

たくさんの展示物があり、こちらも楽しかった。


ふしぎな南風











何だったか忘れてしまったが、出土品と思われます。

愛嬌があるんだか怖いんだか判らない

不思議な表情をしています。


蘇州料理の店で食事をして、観光を終了した。


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優しい味のとても美味しい店でした。