お疲れ様です。ひとりでにわしです。
「そんなに忙しいんですか?」
とよく言われますが、
そんなに?は、どんなに?にも捉えられるかな。
私は庭師なので、現場に出て剪定をします。剪定が終われば仕事は終わり。と思っていませんか?仕事は仕事ですが、仕事はそれだけじゃーないんです。
現場終わったのに、何やることあんの?
だから「そんなに…」と言われるのだろう。と思いますが、よく考えてみてください。
現場の仕事はどこからやって来ると思いますか?
料金はいくらにするのか?
何が必要で、どのぐらい時間がかかるのか?
いつ行くのか?どのように作業するのか?
この?を全部用意して、初めて剪定できるんです。
営業、商談、打合せ、問い合わせ、準備や段取り。料金お見積、必要な道具、材料経費の計算。バイトの手配、支払い、指導。売り上げは報告し税金を払います。
いくら時間があっても足りないぐらいです。
少しでも時間があれば、あれをやっておこう、これをやろう。もちろん日中は現場に行きます。
剪定してるとこだけを見ている人には、気楽でいいなー。となるのかも知れませんね。
気楽に剪定だけをやっていればいいのであれば、バイト、社員の労働者で良いと思います。
しかし、それがイヤであれば、選択出来る自由と引き替えに、「そんなに忙しいんですか」を、やらなくちゃーなりません。
自由とは、楽とは違いますよ。
即行動(悪く言えばせっかち)、時には臆病なぐらい慎重で、その仕事を誇りをもって行う。
すべての商売の基本はお客様に喜んでもらうこと。だと思います。
それを理解した上で、「お客様が求める技量と価値観」に応える。その努力は剪定だけじゃないと言うことなんです。
いくら腕がよくても、仕事取ってこなくちゃ、その技術を発揮することは出来ません。
自分でやると言うことは、覚悟が必要なんですよ。ちよっとぐらい、とか、そんなに…なんて甘いこと言ってちゃダメですよ。
ありがとうございます。