放任主義の世界 | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

田舎は農家です。妻の田舎も農家です。その昔、野菜にこういう虫が付くのでどうしたらいいか?と農家のおじさんに尋ねたら、

 

ほっときゃ、いいと。

 

Σ(・□・;)

 

 

放任する。そして出来上がったものを頂く。それが自然だと。

 

出荷するのに農薬は使わなくてはいけません。しかし、自分たちが食べるものは、ほったらかしの野菜で、虫に食われて穴だらけ。食べるとこがないかといえばそうでもなく、虫は虫の食べるところがあり、人間は人間の食べるところがあります。

 

手を加えないのが正解だそうです。

 

 

ぼくは基本放任主義です。子育てにも当てはまると思っています。

 

いちいち子供にあーだ、こーだ言わない。道しるべを付けるのは良いけれど、親の考えは所詮30年前の意見ですから。

 

なんでも買ってあげるのとは違いますよ。ぼくは、子供に勉強しろとか言わないんです。ただ一つ、返事は「ハイ!」と明るく。そして、ご飯食べるときは「いただきます、ご馳走様」使った椅子は戻す。これだけなんです。

 

 

 

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娘の同級生でテストの点が悪かったそうです。

 

お母さんにおこられ、今日はお父さんに怒られる予定だとか。スマホは解約、ゲームは取り上げ。

 

野菜をすべてを人間の手で何とかしようと、耕し、肥料をまいて、消毒し、美しい形にしようと無理やり育てているのとにてるな~と思いました。

 

耕した柔らかい土のエリヤにしか根は張りません。硬い土だと自らの力で開拓して根を張る。根を張れなかった野菜は死んでしまう。生き残った野菜が美味しい野菜になります。

 

自然界と共存、共生する。それは人間の手を加えない。というのが正解だと思います。

 

ですから、子育てもある程度は手助けしますが(衣食住など最低限のことは)基本、何も言わない。自律に任せる。個性を生かす。我々の体は自然界の縮図である。

 

だから、僕は子供たちにな~んにも言わないんです。食器洗って、風呂沸かしてぐらいはいいますよ。これは、頼み事ですから、一人の個としてお願いします。

 

言葉遣いも丁寧に「風呂おねがいします!」と言っています。

 

「そうですね。」「汚いですね。」など言うものだから、娘のお友達は不思議そうな顔してみてます。なんで敬語なの??

 

ほっとくけれど、言葉は丁寧明るく肯定的に。ハイと返事ができればそれでよし!

 

親は木の上から見ているものなんです。

 

あくまでも僕の考えなので、スルーしてくださいね。

 

 

ありがとうございます。