人工的に鍛えるのと、自然に鍛える身体の違い | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

植えた木は弱い。

自然に育った木は生きた分、家が持つと。

 

宮大工が言っていました。

 

体もそんな気がします。

ジムで人工的に鍛えた体より、仕事で自然に身についた体の方が強いと思う。

 

歩くのだって走るのも、スポーツジムのマシーンで走るのと、外で走るのとは違うのではないかな。

 

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緑をみながら歩くのもいいですね。目によさそう。

 

テレビを観ながらエクササイズ。

 

ながら運動もありますが自然ではありません。私はテレビを観ながらという体操に否定的です。お勧めしません。むしろやらないほうがいいと思っているぐらいです。

 

確かに筋肉は動いていますが、意識はテレビに向きます。

 

こうすると、この筋肉が動く、伸びて気持ちがいいなとか、感じるものああるでしょう。そういうものがないまま動かされるので、体としてもいい加減というか、ここ一番の頑張りどころがなくなるんです。

 

体も鍛え上げられていてもなんかちょっと違うんです。

 

見た目はいいけれど。というやつです。

 

筋肉もりもりの人が必ずとも強いとは限りませんしね。

 

 

***

職人と呼ばれる人たちは、細くてもしまっています。その筋肉は柔らかい。植木も人間が植えたものだから、どこかでぼろが出るというか、大切に育てても、どうしても自然に負けてしまうんです。

 

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入り口の「ツゲ」は、長いこと刈込による彩を楽しませてくれましたが、根元が腐ってきました。

 

強めに選定して、腐った幹は省いて、穴が開いているところに盛土しました。

 

美しく保つだけが庭仕事じゃないんですね。バランスがありますから。

 

自然界に沿わないと枯れてしまうのです。

(お爺さん、植えすぎかもしれませんよ、と心で思いながら・・・)

 

枯れ始めてから何とかしてください。というのは無理なのです。昔いましたそういう人。なんて自分勝手な人なんだろうと思いました。

 

「あなたの体はその自分勝手から来ている。そういう考え方やめたらどうですか?」と、言ったら来なくなりました。

 

体も一緒ですよ。何かあってからじゃ遅いので、日頃からの養生が大切です。何かあったら、日頃の生活を反省して、これじゃ行かなかったのだな。と改めてみる。病気や不調は、その気持ちを思い出させてくれるのです。

 

目を向ける処を変えてみるといいかもしれませんね。

 

基本は歩く。それも外で。自然に身についた体がバランスがいいのです。自然と人工的は、バランスの違いに出ます。

 

ありがとうございます。