はたけやま整体です。
人生は無常である。
無常とは「常に一定ではありませんよ」ってことで、それは常に変化している、揺らいでいると言い換えることができます。
私なりの解釈で、
無常とは動き続ける事
だと考えております。
とくに女性は毎日違う、体も心も男性よりは動きが速いと感じます。
植物たちも動いている、春は芽吹く時期。美しいですね。
立ち姿勢も「ピタッ」と、止まることはできません。重心を真っすぐに下した点に立とうと、常に揺らいでいます。揺らいでバランスをとっています。
体を緩めるのに、ぐっと強く押す、もむをやってしまうと、その動きに対して身構えるので、動きは止まります。止まると固まる=硬くなるというこで、逆効果になると私は考えています。
揺らぐ、ゆする、ユラユラ、ふらふら、ブラブラ、クネクネ、動き続けるのが生き物でして、気を付け!ってやると固まっちゃうと思います。
サッと動けるのも、前の段階、「立ち方」が大切です。立ち方を動かないように固定するのではなく、ちいさく揺らいでいるというか、要するに無常であるとわかってしまえばいい。
無常の中で動き続ける理由は、人間は、、、いや、生き物は一定を保とうすする働き(ホメオスタシス)があって、それがあるから体温を保ち、健康状態をキープします。
動きが止まるとそれは死という結果になります。
無常という一定ではない状態だけど、一定を保とうと動くのが生命であって、その動き、勢いが生きる力であると思います。
一定に保つことができないからこそ、動いて、何とか一定にしようとしているわけです。それができない、やりにくい状態を病気と呼んで、人間の都合の良い解釈でやっつけようとするのが間違いであると私は考えています。
動けばいいんです。
動かないとき、動いていない部分に気が付ないとき、人は不安になります。病気と呼ばれるものになります。思考も止めてはいけない、次から次へとやってくる煩悩も無常であるからこそです。
整体師は動かない部分を見つけて教えてあげるお仕事です。
なかでも立つという動きが人間にしかない動きですから、尚更大切です。はたけやま整体は立ち姿勢に注目し、お体を整えるお店です。
ありがとうございます。
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※完全予約制のプライベートなお店ですので、