歩く・出した足は引く、引き寄せる。 | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

歩き方について。

 

歩き方は無意識のそのかたのクセが出ます。道場にこられて、待合室から数歩あるくのをみて、負担のかかっている部分、今後予想される不調を予測して施術のプランを決めています。

 

歩くのを後ろから見ると、お尻をプリプリふってあるく方は、足が太くなりやすい傾向にあります。

 

足を出したらその上には骨盤があるのが望ましいですが、足を出すという事は、重心の範囲をこえる動きなので筋力がいるんです。

 

出した足に近づこうと、後ろのあしで蹴るでしょう。これがもったいないなと思います。

 

 

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骨盤の下に足がある。

 

出したときは上に骨盤がある。

 

という意識を持つといいのですが、足をつくときに上に骨盤が来るように!と頑張ると、それも後ろ足で蹴ってその位置に行くので、あとでふくらはぎが筋肉痛になります。

 

こちらは大腿骨骨折あとのメンテナンスに、整体に通われている60代の女性。

 

足に体重かかけられない。

 

歩くのにおっかなびっくりで、偏り疲労があちこちに出ます。

 

まずは足首をゆるめて、腰を決めた後で、写真の踏み台に乗ってもらいました。

 

通常は出した足この場合は左足はそのままで、残った後ろ足(右足)で蹴って上がろうとするんです。

 

これをやめて、出した足を手前、自分の骨盤の下に戻ってくるように意識して体を使うと、上がれます。

 

感覚としては足を引く。引き寄せる。足は動かないから、自分の体が持って行かれる。というようになります。

 

平地でも痛いのに、段差を使うなんて。最初は驚かれていましたが、そのギャップを超えたときの喜びと驚きはひとしおで、

 

「上がれる!」

 

と喜んで何度もやっていました。

 

できる。これなれいける。という感覚は、恐怖を克服し、もっと先の目標に向かって進むことができます。

 

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以前、三浦豪太さんは、モーグルジャンプのときのコツは、「自ら飛ぶ」と言っていました。

 

躊躇したり、遠慮すると飛べないどころか危ないと。自ら飛ぶことで恐怖を克服すると。

 

なるほどなと思いましたが、実際にやると怖いです。(;^_^A

 

 

足は出すことは出しますが、出した足は引く。引き寄せる。こういう使いたもあるのだな。ぐらいにいい思ってやって見られると、スキーのある動きのきっかけにもなります。

 

 

ありがとうございます。