産後あなたはきちんと立てますか? | ひとりでにわし・神奈川県横須賀市ひとりで庭師をしています

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横須賀市の植木屋庭師 畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場でオペレーター(圧雪車)。バイクが趣味でninja1000に乗っています。

こんにちは。立ち方レスキュー畠山です。

産後の立ち上がりは、早ければ早いほど悪影響で、遅すぎてもいけません。昔はおばあさんが、寝てなさいと家事を代わりにやってくれて、そろそろゆっくり動き始めなさい。と家庭の中で指導があったので、現代のような不調は少なかった。

生活習慣の変化からも、立ち方、姿勢が変わり、骨盤をしめる力。という感覚がなくなってきているように思います。産後すぐに「はい立って。あるいて」って、できませんよ。まずは休むんです。そして骨盤に力が入るようななったら、ゆっくり立ち上がってみます。寝て休まないといけません。


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骨盤の動きを観てきて思うのは、骨盤を締める、力を入れる、力が入る。というのは、立つときのバランスと直結していることです。

骨盤が動かないと、立っているだけで疲れます。

地球上には重力があります。その力のラインは、真っすぐです。下から棒で真っすぐを作っても、人の感覚では真っすぐにはなりません。重りを付けた紐を垂らすと、どこでも真っすぐに吊り下がる。

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三本足が立つには一番強い。人間は二本なので、骨盤の真ん中を通る線が真っすぐになります。

立つときもできるだけ真っすぐ立つ。下から支えるというより、上から紐で吊られている。重力のラインが下りるところに足をセットします。

これは感覚です。そういうつもりで立つだけでも全然違うし、力比べをするとしっかり力が入るので安定します。

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身体はS字カーブの背骨と、骨盤の絶妙な角度でバランスをとります。
 

少しでも斜めになると、必要ない筋肉を使って緊張します。それは無意識なので気が付きません。潜在意識ではわかっているのに、感覚では気が付きにくいものです。

背骨が真っすぐなら、静止できるかもしれませんが、ご覧のようにクネクネ曲がってますから、常にバランスをとるように、微妙に動いていることになります。

最初にお伝えした、重力のかかるところを探しながら立っています。つまり、動き続けているのは人間の立ち姿勢です。このことをまず理解していただいて、あなたの立ち方を変えます。

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骨盤の真ん中を通る線が示す位置は、ご覧の通り、内くるぶしの下です。ここで立つのです。ほとんどの人がこれより前に立っています。

あなたはきちんと立てますか??

まずは動く骨盤を作るのに、骨盤矯正をします。矯正は負荷をかけるものです。感覚としてきつめのストレッチを受けているように感じます。

※骨盤が曲がっているから真っすぐに。という考え方とは違いますのでご注意ください。