前回の続き


何月何日、何時頃、どこで、
誰に何を言われたか。


私はそれをパソコンに打ち出して
何枚かの紙に印刷した。





あとはそれを上司に提出しながら
話をしようと思っていた。





そしてその前にFさんに相談した。



当時、上司が異動になり
別の人が着任していた。

新しい上司は同じ資材課の
別部門にいた男性Iさん

G課長からI課長へ。
ちょうど引き継ぎをしている
最中だった。


少しややこしいのが、
今、現場で働いている上司はI課長
G課長は異動先の部署で勤務中。

引き継ぎのために午前中だけ
こっちに来たりという感じ。


うちの部署の役職表はまだG課長名義。



I課長に相談しようとしていた私を
Fさんは止めた。




「会社としては資材課の課長は
まだGさん。それなのにGさんに話さず
次期課長のIさんへ話をするのは
順番が違うと思う。

Iさんに話す前にまずは課長のGさん
話を通すべきだと思うよ」



そこまで頭が回らなかった私は
Fさんの助言に納得し、
Gさんに話を聞いてもらう事にした。