バイト先の「マンションフロント」は、クリーニングも受付けている。衣替えの時期なんて
あたしクリーニング屋さん?ってほどの服の量。そして¥400で1回スタンプも押してあげる。
先日の夜、住人のおばさんがワイシャツ3枚持って来た、¥504。
スタンプは、お客の目の前で押す決まりになっている、1回押す。
おばさんの目は確かにカードを見ていた。
しかし、出て行く時「あら?スタンプ押してくれた?!」と言うので、「はい。押しました」と言う。
でもおばさんは「押してないわよ!」と言うので、レジの金額を見ながら
「¥504なので1回押しました」と言った。
おばさんは「そうですか!」と言って出て行った。 しかし、すぐにフロントの電話が鳴る。
「今、カード触ったけど、やっぱりあなた押してないわよ!! 」
どうも、スタンプ部分を指で擦ったが、インクが指に付かないので「押してない」と言うのだ。
「他のフロントの人はそういう時、カードを指で触って押したか確かめて
くれるのに、あなたはしなかったでしょう!」と言うので
「分かりました。押しますので、いつでもいいので持って来て下さい」と言うと
「もう結構です!上の人に言いますから!!」 ガチャンと電話切られる。
翌日、担当マネージャーから電話。「今日の朝、本社から電話があったんだけど・・・」
そのおばさんは「支社」ではなく、わざわざ「本社」にクレーム電話をしたのだった。
¥400のスタンプ1個で。
実は担当マネージャーはあまり厳しくない。 しかも、「何才ぐらいの人?」と訊くので、
「50代ぐらいの人です」と言うと、「まあ、50代ぐらいの女性は、いろいろとね・・・」と
フォロー(?)までしてくれたのだった。
あたしはこういう接客は初めて・・・。接客のプロが聞いたら100%あたしが悪いと言うだろう。
例え、あたしが本当にスタンプを押したのだとしても、始めの時点で「すみませんでした」と言って
スタンプを1個押すべきだったのだ。
あたしも結構クレームを言う人間。
でもさすがに、¥400のスタンプ1個で「本社」まで電話はしないなぁ。