素敵な出会い | 管理人きのこのひとりごと

管理人きのこのひとりごと

香港在住の映画音楽家、波多野裕介さんを応援している管理人きのこのひとりごとです。

   

私が裕介さんの配信を見たのは37日の夜の寝かしつけ配信が最初だった。

ラッキー袋に釣られ裕介さんの枠を訪れた。

その頃ちょうどイチナナの枠内の人間関係で嫌なことがあってすぐの頃で、枠の温かさと裕介さんの温かさにほっこりしたことを覚えている。

暗闇の中で誰かがピアノを弾いていて、別の人が面白いことを言って実況しているのかと思ったのだ。素敵な音楽と面白いトークの一見ミスマッチが私には心地よかった。

そして別の日、また覗いてみると裕介さんから話しかけられた。

「きのこさんは星野源さんが好きだったですよね?」そう言って彼は源さんの曲「口づけ」を弾いて歌ってくれた。

え、覚えてくれてるのですか?
その感激たるや!!!

 

たたみかけるような毎朝毎晩合計3時間の配信。

加えて打ったコメントに答えてくれたり、

リクエストとかしていないのに、いつか配信に来てくれた時の為にと曲の準備までしてくれている。

今まで様々なアーティストのファンになってきたが、そんな事はもちろん皆無なわけで、裕介さんは1ミクロンも無いと思っていた私のココロの隙間にぬるりと入り込んできた。

 

裕介さんが奏でるキラキラとした音の数々。心をぎゅーっと掴むどこか寂しげで儚さすら感じる歌声。

しっとりした音楽からのアップテンポな楽曲。途中いきなり現れる小芝居コーナーにも大笑いをし彼のオリジナルソングを聴くとちょっと暗い何かも感じ取れる。

そんなところがまた私を夢中にさせた。

 

もう私は虜になってしまった。

 

3/7ラッキー袋に釣られ初めてゆーすけさんの枠を訪れた。

3/15ゆーすけさんが私が枠に訪れるのを待っていてくれて、源さんの楽曲「口づけ」を歌ってくれた。

3/16頃】夜配信だった。好きな曲がたくさん演奏されたこともあり「なんかすんごく楽しーーーーい!!」となってアーミー加入を決意

3/19アーミーに加入した。フォローしてから13日後のアーミー加入である。

今こうやって日にちを数えると自分でも引く早さだ。14日前までその存在すら知らなかった人のアーミーになるとは。

私の長い長い人生の中でこんなことは初めてだった。

※イチナナのアーミーシステムについて

このアーミーというのはイチナナ内にあるファンクラブのような独自システムで、お気に入りのライバーさんをガチで応援している証拠のようなシステム毎月3810円~191.500円を支払うのだ。
日本で活躍しているアーティストのファンクラブでも、年間5000円程度なのだからアーミー制度の価格設定の高さがわかる。
アーミーが増えるとライバーにもコインが入るシステムとなっている。


アーミー配信でポリさんやまぁこさんとの出会いの話、そして裕介さんと
TKBさんとの会話を聞いて思い出したことがある。

昔見た漫画の一登場人物のセリフでこんなセリフがあった。

なぜ自分によくしてくれるのか指揮者を目指す主人公が音楽雑誌のライターに聞くシーン。

「ブラームスにコッセルやヨーゼフがいたように、歴史に名を残す音楽家には、才能だけじゃなく人との大事なつながりがあるものさ、僕もうそういう人間になりたいんだよ。」

ブラームスも才能だけでは名を残すほどの作曲家になっていなかったかもしれない。

手助けをしてくれる人が必ずいるということなのだ。

ビッグになってゆく人の周りには必ずその人をサポートする人たちがいる。

それは絶対だ。

自然発生的に気づいたらサポートしてくれる人が増えているのではないのかと。

それはその人の、裕介さんが持っている人柄で、奏でる音楽、歌に魅了されて「この人を応援したい!サポートしたい」と思うのでは無いだろうか。

 

アーミー配信で裕介さんがホテルで出会った見知らぬ年配の女性の話をしてくれた。

まだ、イチナナでライブ配信を始める前、ホテルでラウンジピアノの演奏をしていた裕介さんにおもむろにこう言ったそうだ。

「あなたは自分の世界を持ちなさい。あなたの演奏を分かってくれる人はもっといるから。その世界をサポートしてくれる人の為に弾きなさい。私には見る目があるのよ」と。

 

突如現れそんな素敵な言葉を残し去っていった見知らぬ女性も、きっと裕介さんにとってのコッセルさんで、イチナナ配信の開設初日から裕介さんを支え続けたポリさんや、まぁこさんもヨーゼフなのだ。

そしてアーミー配信で裕介さんへの熱い思いを語ってくれたTKBさんを初め、彼の音楽を、彼が奏でる音を、彼の人柄を好きになりアーミーに加入した方々、毎日欠かさず配信を見に来てくれる方々。たまにだけど見に来てくれる方々みんなも彼を支える人たちは大切なコッセルとヨーゼフさんなのだ。

 

今まで接点のかけらもなく生きてきた人たちがイチナナというアプリを通じ出会う。

どこに住んでるだとか、どこの国の人だとか、男だとか女だとか若いとか歳をとってるとか、悩みがあるとか無いとか、仕事は何をしてようが、立場がどうとか、背が高いとか低いとか太ってるとかいないとかそんな事全てとっぱらって、裕介さんを応援する気持ちが心をひとつにしている感じを見る度に心が躍る。

 

人それぞれ様々な事情を抱えていても、毎朝いつもの時間、いつもの場所にいてくれるゆーすけさんの枠に入れば、その時だけはそれを忘れられるし、裕介さんを心から支えたい気持ちでいっぱいになる。

これに限るのだ。

 

イチナナで裕介さんや枠の方々と出会って私の心にも変化してきた所がある。

どんどん面倒くさくなっていた人との関わりが、今ではとても大切で人と接する楽しさと喜びを知った。

大きい視野でモノを見られるようになった。

もっと色んな事に目を向けてみようと思えた。

長い間木々に覆われ見えなくなっていた固く閉ざされた扉を、「開けたら楽しいよ」と言って手を取って優しく開けてくれたのかもしれない。

開いた扉の先には「こんな世界があったのか、思い切って開けてよかった」と心から思うのだ。

 

 

思えばゆーすけさんをスマホを通してでしか見たことがない。

私も今まで色んなアーティストを好きになって来たが私の人生で初めての経験だ。

アーミー配信ではコールミー機能を使ってお話が出来るらしい。その話を聞いた時初めて気づいた。

あ、そうか。私まだ裕介さんと話したこと無いんだと。

毎日「文字」と「声」でコミユニケーションを取っていたから、話したことが無いなんて考えたことも無かった。

これが新時代なのか.........

これが新時代、令和を生きるということなのかぁーーー!!

私はどうにか新時代についていけたようだ。

 

こ、こ、これが俗に言われる「イチナナマジックなのか」(知らんけど)

1日で合計3時間の配信を見ていたらその期間でも短いくらいだと私は思う。