乾燥機って素晴らしいですよね。 布団はフッカフカ、タオルもふんわ~り!!
でもそれだけではないのです!
コインランドリーの乾燥機のポイントは除菌です。
部屋干しをすると臭いが発生しますね。
今から7年前、花王が”生乾き臭の原因を突き止めた” 臭いの原因になっていた主な成分は、「モラクセラ菌」。 モラクセラ菌は人の肌にいる常在菌で、家の中(椅子、テーブル、 壁)など至る所に居る。新品タオルにも居るが普段は臭わない。 だけど部屋干し臭はモラクセラ菌が増殖して出来たものだった...
実はモラクセラ菌は増えて分裂すると悪臭を放つ。これが正体。 日本防菌防黴学会測定――
洗濯前のタオル ... 6,600万個(細菌数)
洗濯直後のタオル ... 4150万個
部屋干し ... 6,980万個
天日干し ... 5,300万個
なんと、洗濯直後すでに4150万個もの細菌が付いたままだった...。
洗濯しても沢山の細菌が残る理由は?洗濯をしても細菌がたくさん残るのは、長年使ったタオルなどに
細菌が折り重なって染み付き、洗っても簡単には落ちない状態(バリア状態)になっているから......。
・50度 ... 薄い雑菌を確認 55度 ... 薄い雑菌を確認
・60度 ... 細菌がほとんど死滅 65度 ... 細菌がほとんど死滅
・70度 ... 細菌が死滅 *洗濯水は60度を超えた所で菌に対して効力が発生する。 ヨーロッパでは昔、伝染病の流行が大問題となり
洗濯物を「煮て洗濯」するのが伝統となっていた。 ただし日本の洗濯機には60度のお湯は入れられない!
日本で販売されている洗濯機は、高温のお湯は使うことができない。(仕組みが出来ていない)
コインランドリーの業務用乾燥機はとても高温になる。この温度で乾燥させると殆どの細菌は死滅。 また、酸素系漂白剤を使うのもおススメ。
「酸素系漂白剤(さんそけいひょうはくざい)=過酸化ナトリウム」を使うこと。 洗う時には40度ほどのお湯を使い、過酸化ナトリウム(酸素系漂白剤)を入れると効果が高い。 こうして洗濯をすれば、室内で干しても生乾き臭はしなくなるという――。
•漂白剤の種類には、大きく「塩素系」と「酸素系」がある。
•塩素系漂白剤 ... 分解力が強く洗える繊維が限られる(色が落ちる・強い繊維はだめ)
•酸素系漂白剤 ... 雑菌などには十分な弱い分解力がある。色んな繊維が洗える
•酸素系漂白剤(粉末)が効果が高い