始まりの季節。

・4月になると、僕の年代は、
お子さんを持っている人の入学式のニュースがいくつか。
そんな年代になったんだなぁとつくづく思います。
・そんな、小学校の頃の思い出。
体育の時間に、高飛びがあった。
僕は、運動がとても苦手で…、
どうしても、飛べない高さの棒があった。
僕には、とても不安だった。
体育の靴は地面を蹴るのを恐れていた。
ふと、
「ハタマロ君がんばって!!」
といってくれた娘がいた。
その娘は僕の好きな人、初恋の人だった。
・僕は地面を蹴る、そして、棒を飛び越えた。
この人の言葉は、今でも、いまさっきの事のように、
僕は思い出せる。
今でも、その言葉の質感は思い出せる。
好きな人の言葉は、時に人を想像以上の力をだすんだと思った。
僕の記録は、とてもお世辞にもよいとはいえないのだけれど、
その、「がんばって」という言葉は、
僕に無限の可能性を感じさせるものだった。
それ以来、僕は大人になってからも、
その、「がんばって」という言葉の響きわすれたことはない。
・まだ、性の目覚めもなく、
自分の中の気持ちは漠然として、
どうしていいかわからない気持ちだったんだけど、
あの、「がんばって」といわれた高揚感は忘れないんだろうな。
僕の中にある、いくつかの部屋の中に、その響きは
大切に保存してあります。
・その、初恋の人も今は、素敵な家庭を持ち、
最近、お酒をのむ機会があって、(ふたりだけではありません。)
ツーショットの写真を撮ってもらった♪
彼女は、すごく素敵なお母さんになっていて、
素敵な笑顔。
その、写真の中の僕も、お世辞にも、
いい歳の取り方をしたとはいえないけど、
でも、自分でも、いい笑顔だなぁと思いました。
今でも、こういう仲良くさせてもらっているのは、
とても嬉しい事です。
・新しい門出の4月、
そんな、大人になってからも、素敵な思い出を持つ、
経験ができたらいいね、みんなのお子さん達。
小さい頃の思い出は、
とても純粋なものだと思います。
何年たっても、そんな思い出は、
きっと、生きる上で、力になっていくんだと思うよ、ほんと。