発達障害の双子のコミュニケーション
こんにちは
人はそれぞれ人と関わって生きて行きます。
誰もが1人で生きていくのは難しいですね。
我らは言葉を使って会話をしながら
コミュニケーションをします。
もちろん、耳が不自由な方は手話を使われますし、
ろう盲の方は(↓)
視覚障害と、聴覚障害がある、ヘレンケラーのような障害をお持ちの方です。
手の甲に、通訳の方が指で叩いて情報を伝えたりなさいますね。
だから一概に、会話といっても色々な会話があるわけです。
娘たちは、口での会話ができます。でも一見スムーズに見える会話は、、、
水の上に出ている姿は一般的でも、足は必死になって水を掻いている、、そんな感じなんですね。
言われた言葉を、、、
映像に落とし込み、
そこから文字に起こして、
それを理解する、
そして
その答えも映像化して、文字に起こして、そして話す。
この過程を瞬時に行なっていると聞いた時に、ひっくり返りそうになりました。
だから、畳み掛けて声をかけてしまうと、
どんどんわからなくなってしまう。
こうかな・こうかも、、あ、こっちかも、、なんて矢継ぎ早に声をかけたら、混乱しかありません。私、よくやっちゃいます。
ですから、映像にできないことは、
言葉が理解できないんだそうです。
長い文章になると、映像化は難しくなるので、
「ちょ、ちょっと待って」となりますし、
大勢のグループでの話し合いは、この映像が作りにくいですね。どんどん形を変えていく。。。
だからグループトークはとても苦手。1人ずつ話して、、って思ってしまうんだそうです。
そして意見はしっかりあるのに、
頭をフル回転しているので、
そのタイミングも計れず、
言いたいことが言えずに終わることが多いのだと。
それでもオーバーヒートするぐらい頭を回して、
会話についていこうとしている。。。
周りにも、それがわからないから、どんどん進む。
そしてその反動(つまり話し合いなどが終わった後)はかなりの疲労を呼び起こします。
よく後から、
これを言えば良かった、
あれを伝えれば良かった
ということがあり、
どうして言わないのだろうと思っていましたら、
このプロセスが大変なんですね。
コンビニなどで、袋、必要ですか?と聞かれた時も、
きっと袋を買って、詰める、、
袋を買わないで手に持つ、
その映像を両方浮かべて
どうしようって真剣に考えているのだと思います。
そりゃ、答えるのに時間がかかりますよね。
でもなるべく、人の話の腰を折りたくない、
人の話のテンポを妨げたくない。
で、結局、本来の自分を隠してしまう。。。
それが何年も続いていたんですね。
Hのコミュニケーションを助けるものの一つに
A A Cというツールがあります。
これは話せなくなった時に使用するものですが
日本ではまだまだ知られておらず、
ドクターたちにも、それ何?と言われることもあります。
明日はそのお話を。
急に話せなくなった時、
話すのが辛い時、
Hは家の中でも使います。