発達障害の双子を救ったもの
今日も来てくださってありがとうございます。
今日も二人は、フェイスタイムで長いこと話をしていました。二人にしかわからない言葉があるわけではなく、聞いていれば普通に話しているのですが、その組み立てや単語の使い方が同じなのだと思います。
二人の会話の中に、「それ、どういう意味」とか「もう一度説明して
」なんてことにはまず、なりません。おそらく文章の組み立てが私とは、違う、、そう感じる時です。
親として、子供が元気でいることは何よりの幸せですね。それは障害があってもなくても同じ、
そしてそこに生きていく意思や喜びがあったら最高ですね
我が子達は、今までに何回か、そのエネルギーを失っていたことがあります。”生きる”という意志が感じられない、、そんな時でした。 今なら、もう少し上手く対応できたかもしれませんが、当時は、細かいところにクヨクヨしてるから、、、もう少し楽天的になったら、、なんて、ないものねだりをしていた気がします。
10代で、「生きること」なんて考えないで、「風呂」「めし」「寝る」なんて生活をしている子供だったら楽だろうにと思ったものです。
でも彼女たちの人生は、そうではなかったんですね。人間、問題や、壁があると、それをなんとか越えよう、よじ登ろうとして頭を使います。工夫をしますし、自分と向き合おうとします。それが今の彼女たちを作っていると実感します。
その「生きること」の支えになったのは、ミュージカルであり演劇だったと思うのです。ミュージカルは、私自身が いわゆる、4、5分の 英米ポップスに少々飽きた時に、刺激を受けたジャンルです。3時間の舞台の中に、さまざまな曲でそれぞれの時代や、背景、国、を表し、しかも精巧で、おまけにメロディアス、高度な技術と感動がありました。
どっちみち日本語は自然に覚えるからと、ずーっとディズニーとブロードウェイのミュージカルをかけていたことで、彼女たちもいつの間にか、そちらの道を選んでいました。
Nは演劇、Hはミュージカルですが、それこそが今、彼女たちのエネルギーを生んでいるに他なりません。
Hは、焦ったり、悲しかったり、自分の心のエネルギーが減っている時に、ミュージカルの歌で補給しています。
「好き」ということの影響は本当に大きいですね、パニックになった時にも音楽は助けてくれます
子育ては、「好き」の邪魔をしないこと そう思います。そして好きになったものは、どんな時にもNもHもあなたも助けてくれます。彼女たちは「好きなもの」にいつも助けられています。