発達障害の双子には、料理が難しい理由

 
今日は、今日も、読んでくださってありがとうございます。
 
今日はお料理の話をしますね。
料理は、私大好きです。小学校の頃から母を手伝ってはいましたが、あの冷蔵庫を開ける時の興奮は今でも覚えています。
 
にんじん にんじん にんじん 
 
当時はまだ角が丸い、大きな取っ手の冷蔵庫で、スイカスイカも丸々、鍋鍋も丸々スルッと入るぐらい大きな冷蔵庫でした。
もちろん冷凍庫なんてない時代、霜もいっぱいついてしまう製氷皿、、懐かしいです。
 
ジュース ジュース ジュース 
 
さあ、そんな頃からテレビでやっている料理番組、休みの時には必ずみていました。
 
パン小野正吉のおしゃれなスープ、ステーキ村上料理長のゴージャスなカツレツ、どれも本当にうれしくみていました。
中学、高校になると、テレビのドラマで料理が出てきて食べたくなると、いきなり立ち上がって、似たような?材料を引っ張り出し、それが何時であっても作っていました。これまた懐かしいです。
 
ホットドッグ左ホットドッグ真ん中ホットドッグ右ホットドッグ左ホットドッグ真ん中ホットドッグ右
 
さっぱりしたものは、あまり好みではなく、、、、と食の話になると止まりませんからこの辺で骨 骨 骨
 
双子の娘は、料理には向いていません。というのも料理は、同時進行の作業、マルチタスクだからですね。
そして食器の音も比較的、しますね。だからレストランでも厨房のそばの席には座らないようにします。
 
赤ワイン 白ワイン ロゼワイン シャンパン 
 
何かを茹でる、、という行為だけでも様々な動作を我々はしています。
 
ナイフとフォーク 鍋を選ぶ、、、どれにしようか
スプーンフォーク 水を入れる、、、どのぐらい入れたらいい?
ナイフとフォーク 塩を入れる、、、どのぐらい?
スプーンフォーク お湯が湧いてきた、、、あ、その前に野菜、洗っておかなキャ、、あああ、ボールがあああ、ザルがああ、
水が垂れたああ、、、
 
ショボーン ショボーン ショボーン
 
要は段取りをつけるってことは、よく考えると、その前に(定型発達の人たちは)想像をしているんですね。
こうなるから、これをやっておく、こうなりそうだから、これを用意しておくって。
熱いから、鍋つかみを用意しておく、、
それがないから大変。
 
想像は不得意えーん  創造は得意なんだけどラブ
 
経験値が貯まらないので、こんな感じで、、、という決め方が大変難しい。このぐらいのブロッコリーなら、このぐらいの鍋で、このぐらいの水を入れて、、、そういう、ざっくりとした、「丁度良さ」を測るのが難しいんですね。
 
びっくり びっくり びっくり
 
また、距離感が独特、ボール競技など、それでとても難しかったし、手渡しをする前に手を離してしまって下に落とすなんてことも時々あるのです。
 
パーもやもやパーもやもやピリピリ 
 
なので、彼女たちは家事がネックです。
家事は、って本当にマルチタスク。
 
うちの子は無器用。うちの子は片付けができない。
うちの子は、、という時に、それはもしかしたら「どうしたらいいのかわからない」という可能性もあります。
 
二重丸 うずまき ムカムカ ピリピリ
 
私は逆にそれが得意電球
 
あっちもこっちも同時進行が得意なので、
同居している今は、私が食いしん坊をいいことに?!
 
くるくる作ってくるくる工夫してくるくる絶叫しながらくるくる
ちょっとー美味しいものできちゃったー、、とか
あれ、入れるの忘れたー、、とか
楽しみながら
 
拍手 拍手 拍手
 
作っています。絵は、一見普通の「お」みたいだけど、ちょっと通り道が変わっています。彼女たち、こういう時多いです。
一昨年の作品から。。。