大人になった発達障害の双子が落ち着くグッズ
今日も読んでくださってありがとうございます。
そして「いいね」のお礼が遅くなりました。
とても励みになります。
大人になって何か違うと調べて
初めて発達障害とわかった方
グレーゾーンと言われて何か生きにくいという方
そんな方々に、今は31歳の双子の発達障害の娘たちを育てて
思ったこと、感じたこと、知ったことなどを書いています。
発達障害という言葉が多くの方々の目に触れられる機会が増え、それは15年前とは雲泥の差です。情報も増えました。
比較的少ないのが、大人のためのグッズ紹介。
実は日本では検索をかけてもネットショップで見ても、
あまり多くはありません。
が、
海外では多くのツールがあり、手に入れることができますし、
試すこともできます。
落ち着くための道具、我が娘たちは、断然音楽。音楽を聴くという行為で、相当落ち着きます。
自宅に帰ってきたような安心感があるのかもしれません。
前回も書きましたが、馴染みのあるところが安心なので、
いつも聴いている音楽が流れると落ち着くのだと思います。
音楽は、「自分」と密接に関わっています。
ある曲を聴くと、昔を思い出し、
その時のシーンまで
頭の中で復元できてしまうような経験がおありだと思いますが、音楽は、癒やしたり、勇気づけたり、
慰めてくれるものでもあります。
音楽家の私がいうのですから、間違いない
です
さて、それだけでは足りない時に、
あったら助かるというものがいくつかあります。
今日はその中から2つをご紹介しますね。
手に持てるもので、ぎゅーーっと握れるものが落ち着かせてくれる時があります。
中に細かいビーズが入っているのでしょうか?
解剖したことはありませんが、砂が入っているような感触。
そして元に戻るのに時間がかかるようなそんな「握るもの」。
これはヨギボーでも出していますし、
小学生の拳ぐらいの大きさです。ポケットに忍ばせられます。
会議の時など、じっと座っていると落ち着かなくなる、、
そんな時にもポケットの中で、握ることができますね。
これを比較的お安く手に入れられるのは、
フライングタイガーです。
よく、文具屋さんで、色々な表情をした顔がついているものもありますが、これは我が子たちには使えません。
彼女たちには顔が触れないという昔からの特徴があります。
はい、彼女たちは私の顔も触ったこと、、31年間で、数回、間違って触っちゃった時しか、触っていません。雑誌のページ全面に人の顔が写っていると、捲るのに大変です。持つところがないから。。はい、写真でも触れません。話題が逸れました。ごめんなさい。
というわけで、ぐじーっ、むぎゅーっ、むちゃーっと掴めるようなものが助けになります。
さて、なかなか日本ではお目にかかれないものに、重い布団があります。落ち着かないときには、この重たい掛け布団をかけたり、座っている時には、重たい座布団のようなものを膝にかけます。
この布団、なんと七キロもあって、中身は小さなガラスのビーズが入っているものが多いそうです。海外では色々な重さのものがあって、それを試すこともできるお店もあるようですよ。下の写真は座布団のような膝掛けです。結構重たい。。
昔の綿(わた)の布団は重くて嫌だったし、しまうのも大変だった記憶があります。今は羽毛の布団や軽い素材のものが一般的になっていますね。ところが、それでは落ち着かない、、この重たい掛け布団(毛布)は、何か心がモヤモヤする時、パニックが起きそうな時にも横になって上からかけると落ち着くことがあります。
このように日本では、彼らのニーズにあったツールがまだまだ少なく、そういう意味でも遅れています。
このブログでご紹介できたらいいなと思っています。