発達障害の娘たちそばに居たくて作った曲
いつまでも いつまでも 手を取っていたい
私の子 私の子 心配だらけ
これは、私が子育て中に作った曲です。
子育てが大変、、と感じ、彼女たちの将来が心配、と感じ、こんなことができたらなあ、、と思った時、この曲を書きました。
生きるのに、一人では大変な子供を授かると、この気持ちになります。自分が先に天国に行くことがわかっていても、それをなんとか避けたい。。。
それは無理なことだとわかっていますが、この子をこのまま残していくのは、、、と思ってしまいます。
安心して社会にお任せして、よろしくお願いしますね、、って言えたらいいのですけれどね。
サポートシステムも、障がい者年金も、ニーズへの理解もまだまだの自閉スペクトラム症 ASDの環境はまだまだ安心できるものではありません。
だから、自分たちがいつまでも元気でいたいと思います。
この曲は私の正直な気持ちを歌っていますが、施設や子育てママたちのお集まりに伺って、この歌を歌うと、涙して聞いてくださる方が多くいらっしゃいます。それはきっと、共感してくださるかな?と思っています。
人間は、共感するってこと、大事。あなたもきっとドラマや映画で、登場人物に共感して涙したり、笑ったり怒ったりしたこと、おありだと思います。
自閉症の捜査人が主役の「アストリッドとラファエル」(フランステレビドラマ)が初めて日本で放映された時、娘が泣いて泣いて。。
それは、、、
今まで共感する主人公にあったことがなかったからなんですね。感覚や、感じ方が違うので、ドラマを見ても、映画を見ても、心からの共感を登場人物に思えなかったらしいのです。
でも、このアストリッド(自閉症)の、考え方、歩き方、話し方、こだわりかた、パニックになりそうな時、全てに共感ができて、感動をしていました。そして、、
ああ、みんなは、こうやって登場人物に共感をしていたのか、
ということがわかったと言っていました。
このうたは、施設や、子育て中のママたちの前で歌うと、ハンカチやティッシュをバッグから出す音がします。それは共感してくださったからだと思います。
今でもこの気持ちは変わりません。
私は、自分の寿命を決めています。二人が80歳になるまでは頑張ると決めたので、そうなると100歳を軽く超えます。
元気で、あちこちで、子育てママたちを、音楽で、歌で、じわっとしていただけたらと思っています。