セサミ続きでこの話を。

 

セサミストリートには様々な登場人物がいるんだけれども。。

ジュリアは自閉スペクトラム症の子供として登場しています。

 

大きい音がすると耳を塞ぎ、、、

嬉しいと手をバタバタさせる、、。

表現が少し他の登場人物と違うことで他の登場人物が誤解してしまうこともあるけれど、それをちゃんと解説して、『そうじゃないんだ、彼女の特性なんだ』と説明してくれる大人も出てくるのです。

 

先日池袋に、セサミストリートのお店ができたのでした。

そこに、多くの登場人物の中から選ばれて?ジュリアの人形が並びました。

有名な、アーニーやバート、ビックバードに、オスカー、エルモ達に並んで、ジュリアが居たのです。

 

それをネットで知ったまりほは、自分の同士であり、友達でもあり、アイコンでもある彼女の元へ。

定型発達の人形やぬいぐるみは多くあれど、自閉スペクトラム症のキャラとして存在する人形を手にするのは初めてです。

 

さて、ジュリアは、うさぎの人形、フラッフスターが大好きでいつも持っていますが、それは彼女の隣に売ってはいませんでした。ジュリアを手にしてから、まりほは、彼女たちにしか分からない心の言葉でいつも話をしているように見えます。だから、きっとジュリアのフラッフスターがいない寂しさを分かち合ったのだと思います。

 

今日、バッグの中に、ジュリアを入れる前に、何か工作をしていました。それはネットから印刷したフラッフスターを切り取ってセロテープで補強したもの。忙しくて作ってあげられないけれど、せめても。。。と、彼女の腕につけていました。

 

これは彼女だからわかることなのかもしれません。フラッフスターがジュリアには大切なように、今、まりほには、ジュリアが大切なんです。分かり合える人がそばにいることはとても大切なことですね。