書店には必ずある絵本、はらぺこあおむし。
その独特の色彩と手法、アーチストとしては脳みその片隅にある人です。
友人からNH Kで20年前のドキュメンタリーの放映を知らせれて、おお、、と見ました。
白い紙に好きに色を塗る、どんどん塗る、何で押してもいいし、自由に塗る、それを切って絵を作る。 子供たちは好きなように塗って、切って、自分たちの書いた下絵に沿って貼っていく。素晴らしいものがどんどんできていきます。
20年前?現在の映像化と思えるその普遍的アート、、引き込まれます。
そして白い紙に貼っていた子供がいいます。「バックの色をつけたい」 エリックはいいます。 「それはできないんだ、最初に塗らないとね、バックは、、」 嘘でしょ?それを言うか?一瞬固まりました、、私。そんなことって。。。 彼のやり方ではなくても、一緒に考えてみようとせめて言って欲しかったなあ、、と。 バックは白いままでもいいんじゃないかな?、この次の句で、彼の「違うやり方に対する困惑」が見えました。
子供たちに自由に、、、と言っていて、それはないだろう??!! バックも紙を貼って作っていく子供が出現。それもいいね、、、とエリック。
複雑な時間が私に流れました。でも、大人も間違えることはよくあるし、失言ももちろんある。 きっと彼もびっくりしちゃった。ただ、それを、正直に出すことって大事だと思いました。 ああ、それは考えてなかったなあ、、ちょっと待てよおおおおお、それでもいいんじゃないか? バックかあ、ああっ説明しておけば良かったなあ、ごめん、さあて、ここからが挑戦だ。きっと何かできるよ。 人のフリ見て、、ですね。
自分でそんなことしてないかな、、、 そして、人が「しまった!」と思わない、そんな発言ができることは、私の大事な目標だと気づきました。
嘘をつくわけではなく、本当のことを、でも知恵のある言い方を、、、って思った日でした。