明蓬館高校の校長先生の日野公三氏と週に一度、対談をしています。
不登校の子供たちに寄り添い全国でその輪を広げている先生とは、昔、我が子たちがお世話になっていた高校で知り合って、それ以来のお付き合いです。
先生の行動力、暖かさ、そして何よりも常に上を向き、チャレンジする精神には感服します。
先生との対談はスタンドFMというアプリ上の放送ですが、今回は登校拒否になっている子供たちの兄弟について話をしました。
子供たちは繊細ですし、兄弟だからこそ気を使うことも多いですね。
そして疑問を見つけ出す。
どうして、彼は学校に行かなくてもいいの?どうして僕だけ行くの?
これは素朴な疑問ですね。行かなくてもいい、、という親の理解があるお宅だと、どうして僕だけ?という疑問が湧くのは当然です。
また楽しい団欒の時に、学校の話をワイワイ話して家族に聞いて欲しいけれど、学校に行かない兄弟の手前、遠慮してしまうというお子様もいらっしゃるでしょう。
誰もが満足する結果を得ることは難しいですが、「いい子」でいればいるほど、後でその余波がやってきます。それぞれの子供がそれぞれの意見があるし感情があります。
前述の通り、家族の前では言わない、ではどうしたらいい?
保護者が忙しいのは当然だと思いますが、少しの時間でも一人ずつの時間をとること、、経験上それが一番だと思っています。
お風呂でも、車の中でも、どこでもいいので、その子だけを見て、その子だけに費やす時間。
心をほぐして、焦らず、じっくりと聞いて、寄り添う。
そして本音を聞くこと。とっても大事な、一人の子供にだけ焦点を合わせる。シンプルですが、貴重な時間。私はこれが一番大事だったような気がします。
日野先生との対談はこちらから。