TEPPEN のピアノ

 

みなさん、お久しぶりです。秦 万里子です。

 

フジテレビ系列で、年に何回か放映される 「芸能人王座決定戦 TEPPEN」のピアノの決勝が明日放映されます。

 

昨年暮れに収録を終えていますが、確実に回を重ねて進歩していくプレーヤーを拝見し、演奏を拝聴すると、芸術とは才能も必要ですが積み重ねがどれだけできるか?が勝負だと思い知らされます。

 

音楽とは元々、消えゆく藝術、あとから筆をたすこともできません。そういういみでは書道に似ていますね。

 

先日書き初めをして、つくづくその類似点にハッとしました。

 

さあ、積み重ねが大事と申しましたが、ピアノを今から始めたいという方、どうぞ始めちゃってください。そして少しずつでもいいので、なるべく練習の時間を見つける。上達の道はこれしかありません。

 

出演者たちの努力はすさまじいものがあります。だからこそこちらも真剣に聞き、判断をさせていただいています。審査員として何が言えるか、どうしたらこのプレーヤーがもっと上達するのか?を真面目に考える場でもあります。

 

ピアノは弦を響かせます。弦は心と技術でその響き方が変わります。

 

何年やっても飽きない、素敵な楽器です。