春、雪が溶けた時のこと、草が生える前に畑の凸凹を直そうとしましたが、とても固くて手に負えませんでした。しかし、今はとても柔らかくなっています。
草の根が耕してくれたのです。
しかも、草の役割はそれだけではないようです。
(社)自然栽培ネットワークの岡本よりたか氏の著書「野菜は小さい方を選びなさい」(フォレスト出版)には、
草が生えれば根が張り巡らされます。根が張れば土が割られて空気や水や光が入り込みます。根の先や土のなかに微生物が棲みはじめ、役目を終えた根や葉は微生物や土壌動物の餌となり、餌は糞となって土壌に戻り、多くのミネラルになります。
草の種類によって、共生する微生物や土壌動物が変わります。多くの種類の植物が生えれば生えるほど、作られるミネラルも種類も変わります。つまり、多様性があるからこそ土は豊かになります。だからこそ、私たちは畑のなかに多様性のある草たちの世界を作り出さなければなりません。これが「草作り」なのです。
自然は多様性がないと生きていけません。
マメ科の横にはイネ科が生えてくる。マメ科が窒素を取り込み、イネ科が使う。イネ科は自らが炭素となってマメ科の養分となる。
土が酸性になればスギナが生えて他の植物が育ち安い環境を作り、スギナが働いている間は他の植物は遠慮する。
土が固くなればススキや葦が生えてきて、土を軟らかくし、春になればススキは消えて、軟らかくなった土の表面にクローバーが芽吹く。
と、書かれてあります。
「自然は多様性がないと生きていけない」
私たち人間もきっと同じですね。
うちの畑にもいろんな草が生えていて、去年よりもクローバーが増えているのは嬉しいけれど、まだまだスギナは多いです。でも、酸性土壌を直してくれていると思うとありがたいです。
ヨモギとかカキドオシとかも生えてます。そして名前も知らない草がたくさん生えています。
自然農は、その草たちが作ってくれた豊かな土をいただいて作物を育てるいうこと。
しかし…
除草剤を撒く、農薬を撒くという行為は土作りとはまったく逆のことをしていることになります。農薬により微生物は死滅しますし、土壌動物もいなくなります。除草剤によって植物も死滅し、根っこすらも枯れてしまいます。
だから、農薬や化学肥料を使い続けないと成り立たないのですね。健康オタクだった私には、戦後の畑は、戦後の人間のおなかと同じだなとつくづく感じさせられました。
農薬の染み込んだ農作物、抗生剤を使った肉や卵、保存料などの食品添加物まみれの加工食品、塩素水道水…。さらに風邪をひいただけで抗生剤や様々な薬を飲まされる医療。テレビをつければコロナもあいまって「殺菌」「殺菌」。
すると、腸内細菌は死滅し、デトックス力が弱くなり、免疫細胞も作れなくなる。そして、また不調となり、また薬やサプリメントを飲む…。そして日本人の中高年はみんな病気持ち。ガンで1日1000人以上亡くなっている。コロナどころではないのです。多くの若者もアレルギーや鬱に悩まされている。若者の自殺率は世界一。
私は腸内細菌を正常に戻して健康を取り戻しました。風邪も5年ひいていません。不安になっていた健忘症も治りました。
これが、私が自然農で畑の土環境を正常に戻したいと思った理由です。
この本です↓






