自然農の苗の育ちが遅いのは、根っこががんばっているからだそうです。肥料を与えないので、根っこが必死で養分や水分を探して成長しているのだと。肥料を与える野菜よりも長く充実した根を張るのだそうです。
よそ様の畑と比べるといまだに可愛らしい苗です。収穫も遅く、夏野菜というよりは夏の終わり野菜と揶揄されます(笑)
でも、採れ始めると秋遅くまでたくさん実ってくれるのです。
今朝は、いよいよ苗に迫ってきた草を刈ってきました。写真はシシトウです。苗は小さいですが数個なり始めました。

小さな草が生えてきたり、残していた周りの草がかぶさってきました。苗も少し育ったので、苗の枝葉の先から10センチ位まで少し広めに刈り直しました。

苗の周りの草は、成長点の地面の高さの根元から刈ります。刈った草たちの根が土壌菌を増やしてくれたので、根っこは抜かないのです。その根が枯れて土の中に空洞がたくさんできて、空気も水分も新しい菌も入り込みます。そこに苗の根が伸びて土壌菌が作っておいてくれた養分やバランスのとれたミネラルをいただけるというしくみです。化学肥料を与えると土壌菌は仕事を失い去ってしまい、かたよったミネラルを与えることになりがちらしいです。
刈った草の根についた根粒菌をミミズが食べて苗の養分となるそうです。草にもミミズにも感謝感謝で、草を刈りながら「ありがとう」を何度もつぶやいています(笑)
ただ、ミミズはたくさんいるので、どうしても時々刈ってしまいます。すると「ごめん」を呟くので、「ありがとう」「ごめん」をぼそぼそ繰り返しながらの草管理になります(笑)
周辺の草も背丈を5cmほどに短くして日当たりよくしました。
刈った草は、毎回苗の根元に置いて草マルチにします。新しい草が生えづらいのと、夏の日照りから土の乾燥を防ぎます。小さい生き物の住処になり糞もするでしょう。重なった草の一番下にはミミズが食べて土にしてくれています。その糞を土壌菌が食べて養分やミネラルに…
土を露出させておくと、なんとも痛々しく、大地を傷つけているように、私も思うようになりました。草さえかけておけば、すぐにその下で多様な生き物たちが自然を作ってくれるのです。
草様、小さな生き物様、ミミズ様、土壌菌様、なにより育んでくれる大地様、太陽様に感謝!
自然農の草マルチの考え方については、
こちらの竹内さんの動画が分かりやすかったです↓
