チェロキーのカラフル粒は、何故、加熱して爆ぜると、、白色化するのか?
カラフルなチェロキー粒なのに、、ポップコーンにしたら、、皆、白なんです~
粒を見る限り、赤や、青や、ピンクのポップコーンが出来ることを期待する人が多いのです。
熱に弱いでんぷん質と言えば、それまでですが、、
ダイソー系の黄色粒は、、加熱しても黄色いポップコーンになっている~ 何故だ、、
試しに、生のチェロキー粒を、半分に割って見た。
割って見た感じでは、、固いでんぷん質は、それぞれの色が着色されている。
それが、、加熱された時点で、、黄色のダイソー系以外は、何故か白いポップコーンになる。
元々、黄色粒と、それ以外のカラフル粒は、、何処かで、生態系が別れたか、、、
それとも、起源の違うもの同志が、ある日出会って、黄色粒系になったのか、謎だなぁ~
遺伝子検査顕微鏡でも持っていれば、、どちらが先なのか、見当つくのにね。
ところで、、
わざわざ、フライパンで煎ってからポップ度を調べるより確実な方法を見つけました。
割って見た粒を比べる方法です。
全部割るわけには、行かないので、
よく混ぜ合わせた粒をランダムに選別した物を使用します。
すると、、100%、、この方法の方が、効率的であることが解りましたが、、
自分的には、アナログ的なフライパンポップ度テストの方が、、
おやつ代わりに、つまみ食いしながら楽しめて、、いいかな~ なんて、、ネ、、
ところで、うちで作ったG-モドキの種も、割って見ました。
中心部分の水分のある実部分は、、面積の割合が大きく、、
ポップする周囲の固いでんぷん質層が、非常に薄いことが、見て取れます。
これでは、、加熱の圧がかかっても、、水蒸気が直ぐに抜けてしまい、ポップしないわけ です。
中心の水分層の面積が広い、、、Gモドキ
こちらも上と同じ、、、Gモドキ
そして、こちらの画像は、、小粒だが、大きくポップするチェロキー粒F2です。
チェロキー黒粒を割ったものの、中心の白い部分が、小さければ小さいほど、、
加熱による圧を受けた時の、、臨界状態の水蒸気爆発エネルギーが大きい。
そして、周りの固いでんぷん質が爆ぜて、、大きなポップコーンになる~
しかし、何故か、加熱により黒い色は消えて、、、真っ白いポップコーンに、、 ((゚m゚;)
そして、こちらの色、、も、、上の粒と同じ結果に。
この紫粒も、中心の水分層は小さく、大きく爆ぜる。
こちらの茶粒も、上の紫粒と同じ、白く大きく爆ぜる。
前回、ポップ度テストをした時、チェロキー粒は、皮だけがカラフルだと思っていたが、、
今回の実を割ることで、、皮の下にある固いでんぷん質も、着色されていることが解った。
では、、このカラフルな色を、加熱されても白色化しない色止めの方法は、、
誰か、、知ってる人がいたら、、教えてください~
ここで最初の目的を振り返って、、、
大粒、美味、カラフル、ポップするという目的のうち、
F2で、大粒は50株分の一株位の割合で出現したが、、
味がイマイチ、 食感も良いとは言えない。、
味は、小粒中粒で、特に甘いという訳ではないが、ほんのりと柔らかな良い食感が得られた。
カラフル粒では、、大粒中粒小粒に全て、各色出現した。
ポップ度は、小粒については、ほゞ100%達成、、しかし、ポップした時点で白色化してしまう。
以上、2015年のチェロキーコーン改良栽培の結果は、、こんな感じでした。
さて、3年目の交配の種は、もう決めてありますが、、
まだまだ、固定種でない為、、もしかして、F3は、先祖返り~
、、して
とんでもない性質のビックリポン・コーンが出現するかもしれません、、コワイナー
デハデハ、、大変長くなりましたので、この辺で、、”””