なぜ、ここで問題にしている洞察力は、日本に普及しないのか、を考えてみます。
前から読んで頂いた方はお分かりの通り、企業に洞察力があるか否かは、企業の収益に大きく関係してきます。
特にグローバルビジネスを行っているような大企業は、関係が大きいです。
私の持論は、日本の企業に洞察力がないので、事業は行えるのですが、高収益事業にならない為、生産性が停滞し、成長できない国になったと思っています。
その原因は、日本の企業が怠けていたのではなく、グローバル市場がIT化グローバル化の進展で、市場が高度化複雑化した事も原因です。
ビジネスの仕方が、目に見えていない所で行われている企業活動が収益を左右する事が多くなった事が理由です。
この変化で、次の世代に何が必要かを、私たち日本習慣では見極められないのです。
ここには、洞察力が関係してくるのです。
洞察力を身につけるには、目に見えない物事の背後まで追求して考え、解明理解する必要があるのです。
目に見えない所で行われている生産活動を、私たちの習慣的な観方では観えないのです。
観えないのでは気づくこともなく、日本のやり方で通す以外ないので、日本のやり方で通した結果が、30数年も生産性が殆ど成長しない結果になってしまったのです。
話が少しずれますが、洞察力を身につけると、この変化を掴め、対策を打てる様になるのです。
なぜ、変化を掴め、対策を打てるようになるかは、 徐々に分かってもらう様にします。
今回は、グローバル市場がIT化グローバル化の影響で変化したのに、どう変化したかを私たちに日本の習慣では、掴み難い事だけお伝えします。