洞察力の第4回目です。
なぜ、洞察力が身についているとビジネスで良い結果を出せるかです。
私たちの習慣では養えない為、洞察力を身につけている人がほとんどいないので、洞察力の力がどんなものかは分かり難いと思います。
第2回目で説明した、洞察ある事は、私たちには観えないと説明しました。
観えない訳があるのです。
分かりやすく言うと、洞察ある事は、より多くの物事を考慮した判別判断発想の事です。
より多く物事を考慮できる様にする為には、より多くの物事を知っている必要があります。
その知っているも、表面的な事だけ知っていても物事を洞察できないのです。
物事の実態、会社であれば観えている会社の建物、宣伝で報じている行っている事、作っている製品の工程から、どんな経営者がどんな判断で経営しているかなど、出来るだけ詳しく知っていた方が洞察はできやすくなるのです。
難しい言葉で言うと、物事の背後にあるメカニズムや関係性、本質や原因などまで知っている必要があるのです。
物事の背後などは、言葉になって報道されている訳ではありませんので、自ら調べたり観たり考えたりして得て行く知識になるのです。
これらの知識を広く深く持っていると、観えている物事から本質が見えてくるのです。
少しぐらいこれらの知識があっても、物事は洞察できない為、米国の人達はいろいろな機会を作り、洞察力を磨いているのです。
洞察力のある人は、説明したような知識を持っているから、観えていな本質まで見抜けるのです。
私たちが日々行っている、他から入手する知識で物事を判断するのとでは、大きな違いがある事が理解できたのではないでしょうか。
この多くの事を考慮した判断は、表面的な事でしか判断できない私たちには分からないのです。
仮に言葉で説明しても、洞察ある説明は、言葉1つひとつにある背後ものを理解できていない私たちには、洞察ある、より多くの物事を考慮した判断か否かは分からないのです。
2回目で説明した、洞察ある事は洞察力を身につけないと理解できない、のです。
私は、ここ30年以上も日本の経済が停滞して、成長しなくなったのは、日本人に洞察力がないからだ、と思っています。
これ事を他人に話しても、信用してもらえません。
なぜでしょうね!