洞察力の3回目です。

 

今回は、どうすれば洞察力が身につくか、です。

 

身につく方法が分かれば、努力してみようと思う人も現れるのではないでしょうか。

 

私が問題にしている洞察力を身につけるには、時間と労力が掛かります。

 

日本の企業ができない事をできる様にするグローバルビジネスで役立つ洞察力を身につけることを目標にしているからです。

 

それだけに、差別化した事ができるので、収益を多くとれるビジネスができるのです。

 

今回は、初心者向きに簡単な物事の洞察できるようにする事を紹介します。

 

最初に、私たち自身が物事をどうとらえているかを振り返って欲しいのです。

 

習慣で行っている学びや問題解決法を振り返って欲しいのです。

 

私たちは、ネットや本屋、他の情報から手に入れた知識をしっかり記憶して、そこから問題を解決しているではないでしょうか。

 

洞察力の視点から観ると、この方法では対象を洞察できないのです。

 

ネットや本、他から入る知識や情報は、私たちは当たり前だと思っているかも知れませんが、浅い知識しか覚えられません。

 

洞察力を身につける最初は、目えている物事だけでなく、観えていない物事の裏側までどうなっているかを知る必要があるのです。

 

これを自ら、問題意識を持ち続け、新たな知識の入手や出来事などから気づいて、裏側などの論理を解明して行く訳です。

 

この行為を行う事で、観えていない物事の裏側まで、どうなっているかを理解して行くのです。

 

ただ掘り下げて考えても、間違ったものを見つけ出したり気づいたのでは、正解にはならない為、見つけ出したこと気づいた事を正しいか、批判的思考をして見つけ出したもの気づいたことが客観的で、合理的かをチェックするのです。

 

この批判的思考、クリティカルシンキングは言葉を知っている人は多いと思いますが、実際に行っているのは少ないのではないでしょうか。

 

本当は非常に大切な事なのですが、私たちは知っているだけで行わないのです。

 

大げさに書きましたが、見つけ出したこと気づいたことを正しいかはチェックしないと間違った論理で理解してしまいます。

 

間違った論理で目に見えない物事を理解すると、そのうちつじつまが合わなくなってきますのでしっかりチェックしてください。

 

こういう知識を増やしてゆくことが、洞察力を養う最初です。

 

物事の観えないものまでなぜ、どうして?と疑問を持って考え、解明すれば、自然にこの行為を行うと思います。

 

なぜ、どうして?と追求してくる人に洞察ある人が多いのは、洞察力を養うことになぜ、どうして?が役立つからです。

 

この様な知識を多くしてゆくと、目に見えていない共通点などパターンを認識できる様になってきます。

 

また観えていないものまで見つけ出したり気づいたりするので、関係性で物事を捉えられるようになってきます。

 

パターンが観えない様でしたら、まだ論理解明の広さと深さが足りないのかも知れません。

 

また今まで分からなかったことが少し分かるようになるかもしれません。

 

次回は、洞察力の4回目です。