生産性とは、生産性 = 付加価値 ÷ 投入した生産要素 とか、一定の資源からどれだけ多くの付加価値を生み出せるか、や一定の付加価値をどれだけ少ない資源で生み出せるか、と言われています、と前に説明しました。
このブログの目的は、私たち日本の生産性を上げる事ですから、もう少し、私が思う、生産性を説明してみます。
上図は、生産性を包括的に、関係性を見た図です。
右上に書いてある事は、生産性の性質を挙げています。
生産性は、企業自ら生産性を意識して、自社の生産性を数値化し、その数値を他社や外国と現時点で比較する事で見えてくるものです。
なぜ、現時点で比較する必要があるかは、テクノロジー等の現在のインフラが生産性に大きく影響を与えるからで、50年前と現在では、物事を生産するインフラが全然違うので、その時その時の時点で、比較する必要があります。
冒頭で説明した生産性は、1.の部分を説明しています。
生産性を高くしたいのであれば、他社や他国より、現在のインフラを使って、効率的かつ効果的にもの作りやサービスをする事や、高く売れる付加価値あるものを作る必要がある、と言う事です。
しかも、生産活動の全てに生産性は関係してくるので、ただ単に、1つか2つの生産性を上げる活動を行っただけでは、生産性を高くする事は、難しくなってきている、と言う事です。
又、サプライチェーン等は、一番流通経路の弱い所がネックになり、全体の生産性を決めてしまう事もあるので、生産活動を俯瞰視して、システム思考をする必要もあります。
現在はグローバル化が進展し、IT技術が市場を1つにしているので、例えばもの作りは、インフラがあれば、どこでも作れる様になってきています。
その為、生産性に大きな影響を与える人件費の安い国に、生産拠点を移す事が多く行われています。
私たち日本は、世界レベルでは決して低くない人件費である為、下請けを中国やインドネシア等にしている企業は多いと思います。
私たち日本の生産性を上げる為には、グローバル化が進んだ現在の市場で、付加価値を生み出せるものを作る必要がある事を示していると思います。
現在の日本の様に、行政のIT化の遅れで、行政手続きが多い職種では、生産性は落ちる事になります。
この様な視点を生産活動の全てに向けて、注意深く見なければならないのが生産性です。
ただ単に、質の良い製品を作ればよい、と言う様な問題ではないのが生産性です。
前に説明した様に、どこで他社や他国より付加価値を生み出せるか、生産活動のあらゆる面を検討する必要があります。
今までは質の良い製品を作るだけで済んだのですが、IT化グローバル化の進展で市場が変わってきたので、質の良い製品だけでは付加価値が殆ど無まれなくなり、生産性を上げられないのが現在のグローバル化IT化が進んだ市場です。
それだけ、良質の製品だけでは、付加価値を生み出せないと言う事です。
もっと違う付加価値あるものを開発する必要がある、と言う事です。
それには、生産性の高い欧米に学ぶべきではないか、と言うのが私の意見です。
なぜなら、私たち日本の製造業の競争力は、世界3位と言われていて、今でも世界最先端の発見や技術開発ができます。
私たちには、生産性を上げる要素が、まだあるからです。
私たちには、良質の製品を生産できる事や技術開発ができるのですが、なぜか、生産性はOECD31か国中20位前後です。
どこに原因があるか?生産活動全てについて、検討する必要がある事が分かります。
検討する際、欧米のベストプラクティスに学ぶ事は、私たちでもできる方法です。
