今回は、前二回、なぜ、アリ型を詳しく説明したか、その訳を書いてみます。
何回か書いている通り、私たち日本人の物事の観方は、表面的で深く追求しないアリ型の観方をしている事を書きました。
私たちの物事の観方は、長い間に習慣で身につけたもので、自然に身に着いた観方です。
この観方には、微妙な差まで見分けられる長所はありますが、全員がこの観方だけをしていると、グローバル世界を見誤った企業や人を作ってしまい、日本企業や私たちに、大きな欠点を作る事になるからです。
現に日本には、発想力を使って企業経営を行い、結果を出している米国のIT企業の様な企業はありません。
イノベーティブに今一番近い企業は、アイリスオーヤマではないか、と思います。
家電製品を、別な視点で観て、製品を作っている所が、他の日本企業とは違うようです。
まだ家電製品だけですけれど、アイリスオーヤマに発想力があれば、これから違う形の企業になって行く可能性もあります。
なぜ、そんな嫌われかねない事を、あえて書いたか、と言うと、私たちの観方は、必要でも観る事ができない物事を作る、観方をしている事を、私たちが自覚して欲しいからです。
私たちの観方は、自分の観方が、狭い範囲しか見ていない、と言う事を、自覚させない観方をしている事を知って欲しいのです。
私たちは、知らない事が多い、と言うと事を、自覚しない観方をしている為、観えている範囲以外の事には、興味がないのです。
狭い範囲しか見ていない事が自覚できれば、知らない事が多い事にも気づくし、知らない事を知ろうとする、気持ちも生まれるのではないでしょうか。
こんな事を書くと、余計なおせっかいだ、と言われそうですが、その通りで、おせっかいと思う人は、今まで通りでよく、違う能力を伸ばせばよい、と言う事です。
ただ、自覚して、観方を広く深くしてゆくと、今までとは違うものが観られ、更に知らない事に興味を持つようになり、いろいろな物事が理解できるようになり、不安が少なくなる事や、問題の解決策が浮かんでくる事が多くなります。
キリギリス型人間が少ないだけに、キリギリス型の能力、発想力を培えば、他の人から重宝がられるのではないでしょうか。