今回は、田坂宏志氏が書いた、東大生になった君へ、と言う本を読んで思う事を書いてみます。

 

私は、平凡な大学しか出ていませんので、学歴を誇った事は一度もありませんが、東大卒の人は、自分も周りも、東大卒と言う事だけで、誇りを持ったり、周りに注目されたりしている様です。

 

田坂氏は、自分が東大を出ていますので、ここら辺の事は、実感として、あるのだと思います。

 

この事を証明するように、TVで東大生の知識の量を扱った番組が多くあります。

 

これは、東大卒の人は、どういう人だ、と言うイメージが私たちにあるから、番組が成り立つわけです。

 

田坂氏は、この本で、東大生に、警鐘を鳴らしています。

 

東大を出て、確実に評価できるのは、田坂氏が挙げた5つの能力の2つだけであり、あとの3つは、卒業してから経験を通して、評価されるものだ、と書いています。

 

その2つの能力とは、基礎能力としての集中力と持続力と、学歴的能力である論理力や知識習得力です。

 

東大を出ても、他の能力、例えば交渉力や知的創造力やコミュニケーション力が、評価された訳ではない、と言いたいのだと思います。

 

苦手な事があると、東大卒は注目されていますので、自分の得意分野を誇張する傾向がある、と警鐘を鳴らしています。

 

東大卒も、私たちには分からない、苦労があるものだ、と思いました。

 

わざわざ田坂氏がこんな本を書くのだから、東大を卒業しても、この本に書かれている事を、分かっていない人が多い、と言う事だと思います。

 

今でも東大では、基礎能力と学歴的能力しか、磨いていないのでしょうか。

 

この本は、私が言いたい事である、EQ不足の人や知識編重の弊害を、言っているのではないかと思います。

 

まだ触りしか読んでいませんので、これからもっと何かが出てくるかもしれませんが、触りを読んで、目次を読めば、大体の内容は、想像できます。

 

想像できないものが出てくれば、それはまた楽しみです。

 

なぜ、この本を読もうと思ったかの理由は、なぜ、私たちのやる事は、生産性が低かったり、発想力がなかったりするのか、知りたかったからです。

 

日本をリードする人達を、もっと知りたかったからです。

 

また、私が持っている仮説、日本人に発想力がないのは、知識の量で人を評価し、質を評価しない事が、どれほど合っているのかを、知りたいからです。

 

なぜ、そうなってしまったか、をもっと知りたいからです。

 

もう一つの理由が、田坂氏の本に興味があったからです。