こんにちは!秦です。

 

私が専門分野としている

糖尿病について

noteにて公開しました。

 

みなさんは、

 

スティグマという言葉を

ご存じでしょうか?

 

スティグマとは、

「烙印」という意味を持ちます。

 

以前より、

 

糖尿病の患者さんが

スティグマを抱えていることが

指摘されていました。

 

持病がある人は保険に入れないと

聞いたことがありませんか?

 

糖尿病も、持病に含まれ、

糖尿病と診断を受けると

保険に加入できません。

 

これは当事者にとっては

非常に重い問題です。

 

保険に入れないと

住宅ローンが組めません。

 

様々な社会的不利な状況が生じます。

 

そうなると、

結婚にも関わってくる問題です。

 

実際、私が対応した若い患者さんも、

糖尿病と診断を受けて、

結婚できるかどうか危惧していました。

 

自分が病気を抱えており、

お相手に迷惑をかけるのではないかと

おっしゃるのです。

 

また、お相手にも、

結婚を考え直すように諭す親戚も

いたそうです。

 

その患者さんには、

糖尿病チームで

ご本人とお相手、ご家族に

十分に説明をしました。

 

その後、お付き合いを継続されたそうです。

 

糖尿病は

きちんと自己管理すれば

糖尿病がない人と

同様の生活が送れます。

 

平均寿命も、現在は

糖尿病があってもなくても

ほぼ変わらなくなっています。

 

個々がどのように

自己管理に取り組むのかという

問題はあっても、

 

糖尿病だからと、

一概に社会的に不利を被る理由は

なくなったと言っても

過言ではありません。

 

こういった、

社会から与えられる

差別や偏見、

 

または、

自分自身が自分を卑下し、

自己価値を下げてしまうことを

 

スティグマといいます。

 

スティグマを持つ人々は

心に傷を負っています。

 

このコロナ禍では

 

ますますスティグマが

拡大しているのでは

ないでしょうか?

 

今こそ、

エンパワーメントするべき時です!

 

 

 

このコロナ禍で、

 

糖尿病患者さんのスティグマを

どのように癒していけば

いいのでしょうか?

 

糖尿病療養指導士の一考察、

 

ぜひご一読ください。