METAL KID'S "BLOG" -3ページ目

METAL KID'S "BLOG"

HEAVY METAL? HARD ROCK? PUNK ROCK? Produced by はたぼー


LAメタルを代表するバンド、Dokkenの11thです。

レア・トラック集の「The Lost Songs:1978-1981」やソロ名義の「Up From The Ashes」を含めるのかで11thでない可能性もありますが、スタジオ・アルバムとしては11年ぶりになりますし、ドンは引退してプロデュース業に専念するなどの情報もありましたので、アルバムの発表には少々驚きました。

ドン・ドッケン以外のメンバーはギターがジョン・レヴィン、ベースがクリス・マッカーヴィル、ドラムがBJ・ザンパとついにミック・ブラウンもいなくなっていますが、ギターのジョン・レヴィンは20年以上になりますので、サウンドの核は変わっていない感じです。

そのサウンドですが、1993年の再結成後の中では一番メロディーが良い感じがします。ただ、何と言ってもドンの狭い音域と言いますか、中音すらでなくなっている歌声はかなりきついです。もちろん年を考えると当たり前ですが、元々音量はなく細い歌声で高音を綺麗に出すのが良いところだったので、この差はとても大きい感じがします。

前回レビューしたジョージのアルバムはギターでおっ!と思わされるところがありましたが、このアルバムもメロディーでおつ!と思わされるところがあります。やはりこの二人の組み合わせがDokkenの魅力だったと改めて感じます。しかも今となってはこの組み合わせで頑張っても結果は出ないことも分かっているのが悲しいところです。


Lynch Mobとしては約6年ぶりに発表された8thです。

ジョージ以外のメンバーはボーカルが元Savage Graceのガブリエル・コロン、ベースが元Heavens Edgeのジャロン・グリノ、ドラムが元Bulletboysのジミー・ダンダで全員経験と実力はそこそこ、有名ではなくスター性もないけど安心感はある感じだと思います。言い換えれば、集まりがちなメンバーなのかもしれません。また、バンド名をElectric Freedomに改名したけど行き詰まりとなり、結局同じメンバーでバンド名を戻すなど活動も順調ではないのは事実だと思います。

サウンドですが、ここ最近のジョージの作品の中ではそこそこ、面白いリフもありましたし、ゾクゾクさせられる時もあり悪くはないと思います。ただ、ボーカルも特徴はあるけど表現力が一定すぎますし、バックの演奏で突出した部分はなし、結局ギターだけが気になると言う感じです。

結果的に悪くはないと言う表現止まりなのが事実でやはり華のあるアルバムではありませんし、もう聞くこともないと言うのが本音です。

もう何度、ジョージ・リンチに騙されたのだろう?どうして最初からそれほどでもないだろうと思いつつも、聞いてしまうのだろう?と思ってしまいます。それだけDokkenのアルバムが好きでそれを求めているのだと思います。


個人的名盤No.92はMetallicaが1991年に発表したMetallicaです。

通称、ブラック・アルバムと呼ばれる5thですが、Metallicaを語る時にこのアルバムを外す訳にはいかないと言う、代表作であり、最重要アルバムだと思います。そして、アルバムを出すたびに、速さだけでなく曲展開を持つようになるなどサウンドも存在もどんどんと成長、スラッシュ・メタルの代表格として扱われる様になっていたMetallicaが、完全にメタル・バンドとして代表格になったのがこのアルバムの存在だと思います。

突出しての変化はやはり速さから重さへ移行したことですが、この変化度が極端に大きかったにも関わらず、受け入れられるほどインパクトがあったのは凄いと思います。また、メタル・ファンだけでなく幅広いファン層を獲得出来たのは時代の流れを読めたボブ・ロックの力も大きいと思います。

更にこれまでにも曲展開を持つ曲を作り出していましたが、その完成度が大きくアップしたのもこのアルバムの魅力の一つだと思います。その点についてはジェイムズのエモーショナルな歌声の影響が強いと思います。

グルーヴ感と重さに重点を置いた楽曲は、やはりオルタナ・グランジの影響があったとも言えますが、何だかんだと言っても良い曲が収められていて誰もが名盤と言うアルバムですよね。


個人的名盤No.91はMetallicaが1984年に発表したRide The Lightningです。

個人的にはMaster Of Puppetsと順番を付けるのが難しいぐらい大好きなアルバムです。1stの流れを引き継いだスピード・ナンバーに加えて「Fade To Black」などの様に展開を持たせた曲も収録される様になり、バンドとして大きな成長を見せてくれたアルバムだと思います。

また、1stと3rdの丁度中間的なサウンドになっていることも大きく、その後の活躍を考えるとこのアルバムでの出してきた新たな要素は重要だったと思います。実際のところ、クリフ・バートンとカーク・ハメットが曲作りに加わる様になったり、デイヴ・ムステインが在籍していた頃の楽曲も収録されていますので、曲作りとしても丁度中間点だったのだと思います。

個人的な思い出としては、このアルバムとほぼ同じ時期に発表されたスレイヤーのHell Awaitsのどちらを買うか悩んだことがあります。他に欲しいアルバムもありましたし、両方を買うお金もなかったので、友人にこのアルバムを買わせて私はスレイヤーを買ったのですが、聞かせてもらって結果的に直ぐに買いに行くことになってしまいました。

現在のLiveでもこのアルバムからの選曲は大きな盛り上がりを見せますので、やはり重要なアルバムですよね。


個人的名盤No.90はMetallicaが1986年に発表したMaster Of Puppetsです。

メタル・バンドとして最も成功したバンドとも言える、Metallicaですが、その成功もこのアルバムの存在が大きいと思います。そして、クリフ・バートンが参加した最後のアルバムと言う悲しい出来事も、このアルバムの価値を上げているかもしれません。実際には発表から2年以上経ってからプラチナ・ディスクに認定されているのですが、それまでのツアーでこのバンドが認められたからになると思いますが、やはりアルバムの完成度が高いのが一番の理由だと思います。

1stでスピード命の様なサウンドだったのが、2ndで曲展開を持つようになり、この3rdでそれが完成したと言うイメージがありますが、2ndよりも重さと貫禄があるところが良いと思います。そして、何と言ってもこの頃のMetallicaは印象的なリフがあることが魅力の一つだと思います。個人的にはこのリフがなければここまでMetallicaを好きになることはなかったと思います。

Metallicaと言えばブラック・アルバムを一番に持ってくる人も多いと思いますが、私はまずこのアルバムを一番に持ってきたいです。このアルバムはまだスラッシュらしいスピードがかなり強い要素として残っていますので、このアルバムの存在があるからこそ、ブラック・アルバムの存在がより際立っている感じがします。

まぁ、あれこれ言う必要のないアルバムなのは間違いないですね。