
LAメタルを代表するバンド、Dokkenの11thです。
レア・トラック集の「The Lost Songs:1978-1981」やソロ名義の「Up From The Ashes」を含めるのかで11thでない可能性もありますが、スタジオ・アルバムとしては11年ぶりになりますし、ドンは引退してプロデュース業に専念するなどの情報もありましたので、アルバムの発表には少々驚きました。
ドン・ドッケン以外のメンバーはギターがジョン・レヴィン、ベースがクリス・マッカーヴィル、ドラムがBJ・ザンパとついにミック・ブラウンもいなくなっていますが、ギターのジョン・レヴィンは20年以上になりますので、サウンドの核は変わっていない感じです。
そのサウンドですが、1993年の再結成後の中では一番メロディーが良い感じがします。ただ、何と言ってもドンの狭い音域と言いますか、中音すらでなくなっている歌声はかなりきついです。もちろん年を考えると当たり前ですが、元々音量はなく細い歌声で高音を綺麗に出すのが良いところだったので、この差はとても大きい感じがします。
前回レビューしたジョージのアルバムはギターでおっ!と思わされるところがありましたが、このアルバムもメロディーでおつ!と思わされるところがあります。やはりこの二人の組み合わせがDokkenの魅力だったと改めて感じます。しかも今となってはこの組み合わせで頑張っても結果は出ないことも分かっているのが悲しいところです。



