プロ野球でリーグ優勝したときなど、優勝チームの選手たちが勝利を祝ってビールかけをします
テレビでもその場面が中継されますが、どれほどのビールが使われているんだろうと思って見てしまいます。
そういえば、今ではお馴染みになった優勝のビールかけは、いったいいつから始まったのでしょうか。
昭和34年(1959年)、プロ野球のセントラルリーグは読売ジャイアンツが5年連続の優勝を飾り、パシフィックリーグでは南海ホークス(現在のソフトバンク)が優勝しました。
そして、日本シリーズでは南海が4勝0敗で優勝を果たしました。
日本シリーズの4戦目は後楽園球場(現在の東京ドーム)で行われました。
試合後、南海の選手たちは宿舎のホテルに戻り、祝勝会を開きました。
そのとき、選手の一人であった日系二世のカールトン半田が、鶴岡一人監督をはじめ選手たちに突然ビールをかけ始めました
それをマネして、他の選手たちもかけ合いました。
これが、優勝のビールかけ第一号です
それ以来、ビールかけは祝勝会における欠かせない恒例行事となっていったのです。
ビールかけは楽しいし盛り上がりますが、後片付けを考えると……