夏でも冬でも関係なく、ラーメンやうどんなどの熱い汁物を食べていると、鼻水が出てきますうさこうさこ

 

鼻風邪でも引いたのかとも思えるのですが、そんなことはありませんね。

 

熱いものを食べて鼻水が出る原因は、湯気によって直接鼻腔の粘膜が刺激されることと、口の中に熱いものが入ってきたことで鼻腔の粘膜の血管が開いてしまうことにあります。

 

刺激されて温められることで、鼻腔の粘膜がムズムズして、さらに湯気が冷やされた水滴が付着することで、鼻腔はそれを鼻水として外へ押し出すのです。

 

これは一時的なことですから、鼻をかむことですぐ治りますはなみず

 

風邪をひいたときなどのように、原因がウイルスなどの場合の鼻水は、鼻の粘膜に炎症が起きているので、熱いものを食べたときとはずいぶん違います。

 

ほこりやチリなどのわずかな刺激に対しても敏感に反応してしまうので、粘液の分泌が止まらず、なかなか治らないのです。

 

ちなみに、鼻には人体の空調システムともいえる働きがあるようです。

 

鼻から吸った空気が肺に届くまでに、温度37度、湿度95パーセントに調節しているそうです。

 

熱いものと一緒に熱い空気を吸うと、それを冷やすために鼻水が多く分泌されるんだとかうさこうさこ