アイスクリームアイスクリーム3はアメリカ人がつくったものだと思っているかもしれませんが、実は東洋生まれなんだそうですよ!

 

それは、アイスクリームの前進がシャーベットだと考えられているからなんです。

 

英語のシャーベット(Sherbet)はアラビア語の(Sharbah:飲む)に由来します。

 

アラビアンナイトに「シャルバート」という飲み物が登場しますが、これは果汁に砂糖と香辛料を加えて冷やしたもので、モンゴルから中国へ伝えられました。

 

中国の文献には「舎里八」や「舎里別」という名前で出ています。

 

ベニス生まれのマルコポーロが、作りかたをイタリアに伝えたといわれています。

 

フィレンツェのメディチ家の娘のカトリーヌがフランス国王アンリ二世に嫁いだとき、シャーベット状のアイスクリームの製法をフランスに伝えたといいます。

 

1550年頃イタリアで現在のような製法が考案され、パリにイタリア人のアイスクリーム店ができ、フランスの一般の人の口にも入るようになりました。

 

1867年にドイツで製氷機が発明され、冷凍技術と酪農の発展に伴い、アイスクリームの工業生産が始まりました。

 

特にアメリカでは、1904年のセントルイス万国博覧会で工業的アイスクリーム製造の実演が行われ、これを契機にアメリカだけでなく世界中に普及していきましたアイスクリーム2