地域住民として医療を支えるシンポジスト、藤本晴枝さんを紹介します。


藤本さんは千葉県東金市にあるNPO法人地域医療を育てる会の理事長です。


藤本さんは東金市に住む主婦。

こどもの発熱時、近くの病院に診察をしてもらえなかったことをきっかけに地域医療に疑問を持つようになり、

2005年1月に開かれた「山武地域医療センター構想シンポジウム」にて、崩壊しつつある地域医療の現状を知りました。



藤本さんはこう訴えます。


   住民は「~してくれ」と誰かに依存するだけでいいのでしょうか?

   行政や医療関係者だけが対策を考えなくてはならないのでしょうか?

   また、住民に「理解とご協力を」と言う専門機関は、はたして必要な情報を住民に伝えているのでしょうか?


以来、「住民、行政、医療、さらには福祉や保健など様々な立場の人たちが同じ土俵の上で互いに知恵と力を出し合う関係」を築くための対話の場を作ろうと、 「地域医療を育てる会」が発足されました。



九十九里サマーセミナーでお会いした藤本さんは、物静かでいらっしゃいながら目にきらきらした情熱を秘めた素敵な方でした。


詳しい取り組みや東金のこれからについて、シンポジウム本番でのお話が楽しみです。



※地域医療を育てる会のHPはこちら。  

  http://iryou-sodateru.com/