医者は相性
私事ですが、昨年、ふとしたことがきっかけで、数十年ぶりに身体検査を受けました。
MRIと言うのでしょうか。レントゲンを大きくしたような機械に身体中をスキャンされた挙句、「泌尿器科のドクターのところへ行って下さい」と言われました。
はぁ? 泌尿器科?
加齢のせいか、夜中にトイレに行くことはあるけど、どこにも自覚症状は無いしな~
と思いながらドクターの待つ部屋に行くと、私のスキャン画像を見ながら、「このままでは腎不全になるからすぐに手術しましょう。腎臓の脇に大きな石があります」とのこと。
ドクターによれば、この石は今は何も悪さをしていないかもしれないけれど、早く除去してしまわないと腎不全の危険性があります。そうなったら人工透析になってしまいますよ、と言われます。
自分の干支を考えれば、確かに私の宿命は水性が多いので、腎系が弱点ではあるのは確かです。
が、ドクターは、じゃあ手術はいつにしましょうか? などとせっついて来る。
でも、私も易者の端くれ。易を立てずに手術するなんてことは出来ません。
で、ドクターに「ちょっと待って下さい。私は一人で仕事してますし、いきなり手術と言われても、そんなにすぐにスケジュール変えられませんよ」と言うと、
じゃあ2週間後にもう一度来院してもう一度検査しましょう、と言ってくれました。
そこで帰宅して早速易を立てて見ました。
細かい易は省力しますが、「手術しなくて良いように」と言う易に
風雷益 初九
と言う易を得たので手術はしないことにしました。
風雷益という卦(か)は、その名前の通り、利益を意味します。それも初九というポジションの場合、この風雷益の中でも最も強い利益を意味します。
「用て大作を為すに利あり」
と易経には書いてあります。
つまり、大きなことが出来る。そして大きな利益を手にできる、という意味です。
この場合、「手術しなくて良いように」と言う占的なので、手術をしないことが「大作を為すに利あり」なわけです。
で、一年経った今でも、健康で過ごしています。ただ、食事が美味しくてすぐに肥ってしまうのが困りものです。
これは師匠が良く言われていたことで、以前にもブログにも書いたと記憶しているのですが、「医者は相性が良くなければダメだ」と口を酸っぱくして言われました。
その実例も多く話してくれました。
○○大学病院の有名な先生だから、と内耳の手術をされた老婦人が、治るどころかかえって悪くして耳鳴りがひどくなってしまった話は、今でも記憶に残っています。
「易は止めろと言ってたんだ。それを医者と亭主に押し切られて手術したんだ。結局易の言う通りになっちまった。可哀想に」と。
こんな例をいくつも聞いていると、医者との相性、病院との相性というのは確かにあるのだなと納得します。
また、「医者は病気を作りたがるからな、注意しろよ」とも言われました。
私の例でも、まだ若い身空で乳癌が見つかった女性の相談がありました。
そこで、彼女の自宅から通いやすい病院を幾つか探してもらって、それぞれに易を立てたところ、都内のとある病院が一番良かったので、ここを勧めたところ、乳癌専門の腕の良い若い医者と出会えて、無事に手術も終えられました。
術後の経過も順調で、すっかり元気になられたので、私も一安心。やはりこちらにも責任がありますからね。
またある方は、胸に影があるから除去しましょうと言われ、医者の帰り道に私に相談に来られました。
そこで易を立てたところ、どうも悪いものでは無さそうだし、手術の必要も無いように思われました。
その旨を話したところ、本人は納得してくれたのですが、家族の猛反対に遭って、結局手術しました。
が、その結果は・・・
その影の部分を除去して検査してみたら悪い作用はしないと思われます。良かったですね。
と一件落着。と思ったのですが、退院してからずっと、手術したところが痛むし、体力も落ちたようだし、手術しなければ良かったです。
と言われましたが、こればかりは私に言われてもどうしようもありません。
易の言うことには素直に従っていた方が良さそうです。