無双原理・易ー実用弁証法ー の紹介 | 開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ

無双原理・易ー実用弁証法ー の紹介

 

 

私が持っているのは1975年発行とあるので、かなり版も古いのですが、今は装丁も新しいのがあるはずです。

 

この本の著者、桜沢如一(さくらざわじょいち、またはゆきかず)は明治生まれの人で、少年~青年時代は病弱だったが、明治の軍医、石坂左玄が唱えた食養法によって健康を取り戻し、この研究と普及に努め、今では「マクロビオティック」と言われる生活様式を確立した人です。

 

マクロビオティックというと、単なる食事法とか、ひどいのになるとダイエット法と勘違いされていることが多いようですが、これは生活様式であり、生き方であり、食事法はその一つの応用に過ぎません。

 

そのマクロビオティックの原理を説いたのが、この『無双原理・易ー実用弁証法』です。

 

 

私も最初は占いの本かと思って読み始めたのですが、全く違いました。

 

が、この本は占いの技術書などをはるかに凌駕するとんでもない内容でした。しかし、占術、特に東洋系の占術を学びたい方にとっては必読書では無いかと思います。

 

これは卜占、命占を問わず、です。

 

 

この本のタイトルにある、無双原理とは、宇宙を貫く根本原理であり、それは陰と陽のことです。

 

易で使う、あの陰陽です。

 

 

 

巻頭にはこのような言葉が書かれています。

 

「人はダレでも幸福である。そしてその精神的健全(徳)と肉体的幸福(健康)は根本世界原理ー生命人生大自然の根本原理に関する発明自得理解の深さと体験の方向に正比例する。だから幸せでなかったらその人の罪、無知、無理解である。易はこの根本世界原理を簡素平易な言葉『陰陽』の二字(或は符号)で我々に教える」

 

「帝王の書、易は広大悉く備わる。それは『宇宙の秩序』、万物が不断に展開し転換してゆく原理である。つまり『無常』のメカニズムを教える。

易は古今無双千古不滅の『無常』の根本原理である。だから唯一無双の恒常の原理である。

それは哲学と科学を一貫し総合する。易は実に『真理』の本体である。

それは現在の東西相剋、東西文明の正面衝突、空前の全人類の不安と恐怖を最高の総合文明に展開せしめる方法を示す。

易はあらゆる思想と行動と技術に最高の審判を与える。

易は日と月のめぐる如く、めぐりめぐり、狂うコトなく正しくしかも何よりも『易しい』転換の原理である。」

 

 

 

いわゆる占いとしての易ではなく、易の根本的な原理(陰陽)と、その科学的な応用の一部について書かれています。

 

そして、この原理を最も理解していたのは老子と西遊記の作者であろうと桜沢如一は書いていますが、奇しくも私も算命の師匠に「老子と西遊記は読んでおきなさい」とかつて言われたことがあります。

 

古色蒼然と見える易、そして陰陽の原理の理解を助けるためにも、占いとしての易をより深く探求するためにも、この一冊、そしてこの他にも沢山書かされいる桜沢如一の著作は、今なお輝きを失っていないのでは無いかと思うのです。

 

 

興味のある方は、是非探してみてください。