易の優しさ | 開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ

易の優しさ

これは私の立てた易ではなく、算命と周易を習いに来ている生徒さんが立てた易のことです。

彼は既にプロの占い師&カウンセラーとして活躍されていますが、新しい占法を学びたいという熱心な方。

私のところに来始めて、もう一年以上になりますが吸収力が高くて、こちらもやりがいがあります。

で、その彼に、今出版の話が来ていて、これがどうなるかを知りたいということで、彼に易をたててもらいました。

その彼にはブログに掲載する許可をもらって、この記事を書いています。

占的は

1 当面の出版運
2 不慮
3 方針


この不慮というのは、「思いがけないこと」という意味で、アドバイス的な易が欲しい時に使います。

方針は、最終的な結果とか、心構えなどを知りたいため。


で、結果は・・・

1 当面の出版運、は火地晋4
2 不慮は、水澤節上
3 方針は、風火家人2



彼が易を立てるのを横で見ていたのですが、最初の火地晋4を見て、思わず吹き出しそうになってしまいました。

火地晋4が言っているのは、「お前は欲深い」ということです。

また火地晋自体は、夜明けの象です。

現在は普通の生活をされている方にとっては、夜明けは単なる夜明けかもしれませんが、易が書かれた大昔は、夜明けの陽光は希望の光だったのではないでしょうか。

今のような家はなかったかもしれません。獣に襲われたかもしれないし、盗賊や外敵が入ってきたかもしれません。

となれば、命の危険は今よりもよほど高かったでしょう。

そんな時代の夜明けです。陽光が輝きだしたのを見て、ほっと一息ついたかもしれません。

そんな夜明けです。つまり、気分は良いけど、実体は何も無い。

それが火地晋です。


彼も出版の話があって気分が高揚していたのでしょうが、易に「それは気分だけだ、お前は欲深いね」と、チクリと釘を刺されたわけです。

そして方針の風火家人2は、家の中でおとなしくしていろ、ということ。

なので、今回のこの話は実現しない可能性が高いと見ることが出来ます。


が、不慮の「水澤節上」が実に良い易だと、私は思いました。

水澤節上は「こだわるな」という意味。そして、水澤節自体に2度になる、という意味も含まれています。

つまり、今回の話にこだわらなくても、また話があるよ、と易は言っているのではないでしょうか。

冷たく突き放すのではなく、さらりと次の期待も持たせてくれる。

やはり易は優しいですね。