外これに比す | 開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ

外これに比す

タイトルは易経の「水地比六四」の爻辞からとりました。


水地比 六四
外これに比す。貞吉。



毎度のことならが、易は実にさりげなく、しかしずばりと助言してくれます。


実はこの卦、昨日のお客様の今後の方針を占って出た卦です。

ここ一年くらいのリピーターさんなのですが、ご主人の浮気に悩んでらっしゃいました。

その経緯も全てお話は聞いているのですが、私はどうすればいいでしょう?

と改めてのご質問。

浮気相手の女性とは手を切る、お前が一番大切なんだ。

とご主人はおっしゃるそうですが、そう言うまま一年過ぎても変わらない。

ということで、「先生、わたし、これからどうしましょう?」

そこでこの方の年運とか家庭運とかをいろいろと易に聞いてみると、何かしら新しい仕事か趣味か、新しく始めることが出てきそうだし、それはこの方にとって、とても大事なものになるはず。

そこで最終的なとどめの方針占。

これは「わたしはどうしたらいいでしょう?」ということです。

そんなこと自分で決めなさい、と言われるかもしれませんが、この占的はとっても大事です。

自分で気づかなかったこと、思いがけないことを言われて、はっとすることが多いのです。

そこで出たのが、この「水地比六四」


ああ、そういうことか。

それで、この卦の意味をそのままお伝えしました。

すると、最初はぽかんとした顔をしてらしたのが、しばらくすると顔に赤みが射してきて、ぱ~っと明るくなっていらっしゃいました。

そして満面の笑顔で大笑い。

「そうか! そうですね。今まで何をうじうじ悩んでいたんでしょう。これですっきりしました。有難うございます。」

この水地比六四は、「外これに比す」。

外に目を向けろ。これまで関わってきたものを捨てて、新しい世界と親しめば良い。いや、むしろそうすべきだ。

という意味です。水地比は親しむことが根底にあります。

その親しむ相手、親しみ方のバリエーションは爻によっていろいろですが、卦自体は親しむことを説いています。

このお客様、これまで関わってきたご主人とその浮気相手のことをうじうじと考えるよりも、新しい世界に目を向けようと決心されたようです。

その後は、ご主人に対する不平不満を思いっきりぶちまけて、

「あ~、すっきりした。今日は有難うございました。新しい自分に生まれ変わった気分です」

とお帰りになりました。

いざとなったら女性は強いですね。