五大本能について その2 | 開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ

五大本能について その2

算命の場合、人間の本能を五種類に分類するのですが、これを五大本能と言います。

守備本能、伝達本能、引力本能、攻撃本能、習得本能 の五種類です。

以前の記事では守備本能のことを書きましたので、今回は伝達本能について。

伝達本能は、十大主星では鳳閣星(ほうかくせい)と調舒星(ちょうじょせい)となります。

陽の伝達本能が鳳閣星。陰の伝達本能が調舒星。

鳳閣星は陽星で力が強いので、広い範囲に伝達することが出来ます。

ですので、マスコミという意味があります。

また、広い範囲にいる、大勢の人達に伝達しなければならないので、ありのままを伝達しなければいけません。

自分が受け取った情報をありのままに伝えるのが鳳閣星。

そこで自然体という意味が出てきて、さらにここから、のんびり屋、という意味も出てきます。

実際、鳳閣星を持ってらっしゃる方は、あまりあくせくせずにのんびり自然体で暮らしてらっしゃる方が多いです。

どんな環境にあっても、それを当たり前と受け止めて気負わずに人生を送る。

そのせいか、何故かとことん困ることも、ほとんどありません。

食べるのに困らないのも鳳閣星の特徴。

食禄の星とも言われますので、食べ物には縁があるようです。

そんな鳳閣星に対して、調舒星は陰の伝達本能。鳳閣星に比べれば伝達する力が弱いので、広い範囲に伝えることが出来ません。

そこで、限られた範囲への伝達となります。

また調舒星の場合、自分が生み出す十干となり、さらには陰陽が違う場合に調舒星となりますから、完全に自分の気が洩れることから、完璧主義、という意味が出てきます。

自分独特の感性があり、それを伝えきらないと気が済まない。

一種の潔癖主義とも言えるかもしれません。

独自の感性を持っているので、受け取ったものを自分のフィルターを通して再構成してから伝える。

自分が受け取ったものを、そのまま手渡すのではなく、自分の中で咀嚼して整理し直してから、自分なりの表現で伝えていくのが調舒星の特徴です。

その完璧主義、潔癖主義的な性格は、自分が関わる人間に対して向けられるため、どうしても心に傷を負いやすくなりますし、それが恨みになることもしばしば。

しかし、それを乗り越えられないと調舒星が成長することは出来ません。

調舒星は恨みを心の栄養とする、という意味の言葉が算命にはあります。

特に若い時にはその傾向が強く出ます。そのために他人を傷つけ、自分を傷つけることもしばしばありますが、そんな心の振幅を経験しないと調舒星は成長できません。

しかし、その心の振幅が次第に小さくなってきて、やがて真ん中で止まった時、調舒星は心の次元が上がると言われています。

その鋭い感性と完璧主義ゆえに心の振幅が大きく、傷つきやすい調舒星は、本人にとっても厄介な星と言えるでしょう。