コロナウイルスによる外出禁止令により、
欧米では、
「DV」「虐待」が急増しているようです。
国連事務総長が
DVが急増しているので急いで対応してほしいと呼びかけているし、
フランスのパリでは、
児童虐待の通報件数が、
36%増加している、というデータがあります。
これは、
間違いなく日本でも今後起きてきます。
緊急事態宣言が発令した日本で、
この1ヶ月、
『どれだけお母さんを支援できるか!?」
ここに、かかっているわけです。
僕、個人の意見としては、
だからと言って、
外出していい、とは思ってません。
むしろ、
今最優先すべきは、
感染拡大の防止。
僕の友達の医療関係者のFacebookの投稿を見ると、
本当に切実な訴え。
コロナウイルスにかかるリスクの中、
懸命に医療に従事する彼らを、
今は最優先に応援すべきだと僕は思ってます。
コロナに感染した人の最期。
家族の顔を見ることもなく、
声をかけあえず、
死んでいく話。
医療崩壊した欧米の悲劇をぜひ見てください。
感染者増大 & 医療者が感染して、医療者激減。
そうなった時に、
何が始まるか、というと、
最悪な
「命の選別」
ということです。
救える人だけ救う。
こんな強烈に恐ろしいことに至らないように、
僕としては、第一に、
医療者を応援する、と思ってます。
次が、
やっぱり家庭。
というか、
『お母さん』
世の中のお母さんを
この1ヶ月、どれだけ支援できるかが、
めっちゃ問われる。
そして、
その次に、
経済。
という風に、僕は思ってます。
①医療者
②お母さん
③経済
ですね。
で、
僕ができること、ということで、
考えると、
①の医療者に関しては、
僕の出番は基本的にはないかと感じます。
邪魔はせず、感染拡大防止の為に日々過ごすこと。
ですね。
70歳を超えたお隣さんには絶対にうつしたくないし、
息子もぜんそく持ちなので、
リスク基礎疾患の一つになるから、
我が家には絶対に持ち込みたくないです。
で、
③の経済については、
ずっと仕事のことで、
発信してきているので、
やれることはありますが、
この1ヶ月に限って言うと、
『お母さん』がめっちゃピンチ!
だと思ってます。
僕は、
普段の生活が
基本「ママ化」してます。
子どもたちのご飯を作り、
掃除、洗濯をして、
オムツを替えて、
寝かしつけて。。。。
だから、お母さんの気持ちがめっちゃわかります。
そして、
大学時代は、
児童福祉を専攻していて、
児童相談所の一時保護所というところで、
非常勤をしたり、
児童養護施設という親と暮らせない
虐待をうけた子どもたちの生活支援をする
非常勤もしていました。
不登校児の親の会立ち上げをしたり、
お母さんたちの子育てに関する勉強会や、
子どもを一時的に預かるサポートをしていたこともあります。
そんな体験から、
この1ヶ月に起きる大きなこととして、
『お母さんがたが、自分の子育てについて、
自分責めをめっちゃし始めてしまう』
これを懸念してます。
きっと起きる。
絶対起きる。
コロナ虐待で扱われるのは、
おそらく、
「虐待通報件数が〇〇%増えました」
みたいなニュースだと思いますが、
実は、それは氷山の一角で、
その水面下には、
「自分責めするお母さんが大量生産される」
ということがおきます。
だから、
表面化する、虐待通報件数が増えるんですね。
そして、
「虐待」
となった時に、世間が動く方向としては、
「子どもを守らなくてはいけない!」
となるのですが、
それは、
一部あってますが、
大きな取りこぼしになってます!!!!!
虐待が増えてる、
となった時に、
真っ先にやるべきは、、
「お母さんを守らなくては!!!!」
です!!
虐待が疑われるケースで、
子どもを救うべき事案は
全体の一部。
その水面下に、
自分を否定して、
苦しくなっているお母さんがたが
無数にいる、、、
という事実に目を向けるべきです。
そして、
そのお母さんたちを救うための
仕組みを
考えました。
今回、