一昨日下見して置いたボルダーで、ジャミングホールドの講習会を開催しました。
▼
ジャミングを覚えてもらうとクライミングの幅が広がります。
しかし、中々知識が有っても実践経験が無いと全く使い物にならないのも事実です。
今日はその中で、最も頻繁に使用するホールドを経験して頂きました。
▼
ピンク〇:ハンドジャムで、親指の使い方で変わる事を覚えて貰いました。
白〇 :フィストジャム,コブシの握り具合で滅茶安定します。
黄色〇 :フィンガージャム.指の掛け方及びリングの方向など親指が鍵。
▼
▼
▼
ジャミングというと、つい長いクラックで実践トレーニングがメインでしたが、富士川ボルダーの様にギヤセットの技術が無くても簡単に覚えられる所が在ると便利です。
▼
今日の練習課題
①~③:各ジャミングを極めて離陸して頂く事をメインとした課題。
④:本日のメイン課題で、離陸時のジャムは皆さんマスターされました。
▼
④の本日の課題は、上部でバランスがポイントになるので、こちらも練習。
ガバの垂壁なれど、足裁き重心位置が悪いと攀じれないアップ課題です。
▼
▼
後、ジャミングで、テープの重要性を理解してもらいました。
最初、テープ無しで攀じり、手などについた圧迫痕の個所をテーピングすると痛みが全く消えてしまい、滑らなくなる事を実感して頂きました。テーピングの良さを知識だけでなく完全にモノにしてもらう事も大切です。テーピングテープは、クライミングだけでなく、レスキュー用として常時用意する事を進めて本日は終了しました。
※
中州へ渡りたかったのですが、まだ水量が減らず、渡渉困難なので本日は右岸ボルダーのみでした。
ロープ及びギヤなど一式用意したけど、実践は次回ということになりました。
データ:2025年8月9日 富士川釜口峡右岸ボルダー
耿-Hata