山深い里の奥仙俣には、魅力的なボルダーが数多く眠ったままでいます。
その全容は、未だに判明していません。
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開拓整備が進まない主要因として、下記項が挙げられます。
1.開拓整備する人が少ない。
2.冬季中心である。(夏季は吸血鬼が活発)
3.アプローチが長い。
4.ハードなハイボルダーが中心。
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ベースとなる奥仙俣キャンプ場が在るのだけど、如何せん山奥です。口仙俣へ立ち寄った後、奥仙俣の原風景を見たくてここまで足を延ばしたのですが、この先のOkusen-AreaのMain-Areaまでは足を延ばせませんでした。でも帰路途中に折角なので黒川出合のボルダー状況を確認に立ち寄る事にしました。
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仙俣川と黒川が合流する地点がエリアです。
道路からもボルダーが見えます。
入門ボルダー及び初心者用のボルダーが見えます。
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黒川を渡る橋の下には、橋下ボルダーが見えます。大分自然に還ってきてます。
Dクラスの面白い課題が設定されていますが、再整備労力は半端ないか。
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河原へ降りて入門ボルダーをチェック。攀じりたくなってしまいます。
滅茶楽しいフェースですが、今日はリピートをパスして他を周ります。
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初級ボルダー。下半分が埋まってメンタル面では、優しくなっていました。
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SDで前傾帯を攀じるハード課題が設定されているボルダーです。
前傾帯の角度はこんな感じです。
大分自然に還っていました。この課題も面白いのですが、整備労力が半端ないか。
今回パス。
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黒川出合のメインでもあるMain-Slabのボルダー。
下地が洗われて高くなって本来の姿に戻っていました。
右足の暖傾斜帯が下降路で、左側スラブがアップ用です。
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滅茶ムズイ面です。
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左側がメインスラブです。Dクラスのスラブを攀じれないとストレスになります。
(リンク動画は下地が上がったていた時のモノで参考程度で)
下地を整備した方が川ポチャリスクを回避できそうです。
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前傾帯をSDで攀じっています。今風を楽しめるボルダーです。
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下流側フェース。
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黒川出合エリアは、道路からも近く、駐車地からボルダーが目視できることからアプローチ迷いも起きない?初中級者には手頃なエリアです。でも静岡市街地からは車で一時間は掛かる距離なので安近短の風潮からはかけ離れており今風ではありません。しかし、一期一会を大切にするナチュラルボルダラーにとっては静かに打ち込めるパラダイスになると思えます。静岡へボルダーツアーに行かれる方は、富士川ボルダーや、気田川ボルダーだけでなくこのOkusen-Area一帯もツアー対象として訪れる事をお勧めします。付近には上落合の温泉も在ります。
※ 快適に攀じるには、苔落としの整備が必要ですが、労力は半端ないです。
※ 今回は偵察のみで、攀じっていません。シーズン中に再訪を予定しています。?
データ:2023年12月6日 奥仙俣 黒川出合
耿-Hata