至福の花崗岩の大地で一時を過ごす事ができました。

万年初級者が攀じれたのは、二題だけです。

(画像に動画のリンクを入れて有りますので、ご覧下さい。)

体力的に若ければもっと攀じれたかもしれませんが、この二本だけで充分でした。

攀じれたのは、降り立った地点より北側の浜です。

下降最初に目に入って来る段丘です。

▼ 千畳敷で一番目につくのは、この岩搭です。

当然攀じります。

でも高い。高さは20mを優に有りそうなので、ハード面はパスしてリスクの低い南側のリッジからトップに立つ事ができました。強風下で三脚を立てる事ができず、写真は有りませんが、トップからの眺めは最高でした。

この岩搭の各面は、こんな感じです。

▼ 下降中から眺められるスラブ面。クラックで支点が取れそう。

▼ 10m級の美しい垂壁に刻まれたハンドクラック

▼海側に面したフェース(下部のみ対象?)

トップへ立つ時は写真↑右側からリッジを辿ります。

岩搭へ立つという目的が達成できたので、岩搭から北側の浜へ向かってみました。

こちらは、5m前後なのでなんとかマット二枚程度で楽しめそうです。

▼奥の浜

▼垂壁部を拡大

集中力が切れてしまい、ここは攀じらず。

気が散漫になると事故を起こしやすくなるので、この日は二本攀じっただけで終了としました。気力だけでは、攀じれません。充分に攀じれる技術が有っても散漫になっている時は、危険なので、おとなしくします。

▼ 他にも

 

エリアは、広大です。

しかし、ここまで駐車地から一時間強の道のりです。この道のりをマット複数枚背負ってのアプローチは、正直高齢者にはハード過ぎます。 でも止められない。

帰りは登りですので、その分の体力を温存して置かないとキツイです。

 

下降点には、残置された消耗しきっているロープも在りましたが、使用に関して???。当然、マットを背負っての登下降になるので、その分ハードになります。

 

 

色々難点が有りますが、それ以上に素晴らしい所でした。

東北三陸海岸の岩資源は無数の様に感じます。

 

 

※  重要

この日,福島地方で地震が有りました。

幸い津波は有りませんでしたが、このリスクがある事を理解願います。