人間四肢に支障が出て初めて健常の良さを思い知らされます。

 

そして、パラリンピックに参加されてる方々の強さを改めて実感する事が、今回の手術を通して知らされました。

 

と、いうのは、肩腱板断裂修復手術は、肩だけで他の悪い所が無いので極普通に食事ができます。

実際病院で出された食事はバランスが良いメニューでした。

 

 

写真の通りバランス好く完璧ともいえる素晴らしメニューですが・・・・・。

 

小分けし袋に入れられた果物や、ドレッシングの小袋が・・・・・・・・・。

 

手術した肩側の手は装具固定及び痛みと痺れで全く使い物にならず、残りの片手だけで、袋を開くのは非常に難しい、犬食いの体勢で袋の端を嚙み咥えて固定動ける手で袋を割き開かないと中身の果物を取り出せません。

 看護師さんに頼んで開けて貰えばよいのですが、配膳等に追われて声を掛け難い状況なので(私の様な傷病者が大勢入院している)つい言いそびれて、そのまま配膳を受け取ってしまう。

 

しかし、食事でこんな事で悩まされるとは思いもよりませんでした。

 

パン食で、ジャムや、副食のカップヨーグルトの蓋を開ける時は、パズル状態になってしまいます。

 

 

健康の時はなんでもないのですが、加齢とともに介護が必要な身体になっていく事を考えると、食事での些細な事といえ考えさせられてしみまいた。

 

 

データ: 2021年8月25日  自宅にて

耿-Hata