こども病院で産まれて約2ヶ月間
一度も家に帰ることなくNICUで過ごした娘
手術前日、生後59日目の体重は4,978g
“NICUにいるとベッドで自分で寝れる子に育つ"
私、ずっとそう思っていたけど
心臓病の赤ちゃんは泣くと
酸素飽和度(SpO2)が下がって苦しくなるからと
NICUの看護師さん達は
すぐに抱っこしてあやしてくれていました
おかげで娘には
超敏感な背中スイッチがあって
ベッドはもう使ってませんね
寝る時は抱っこ…か、スウィングです
お母さん、私さっき2時間抱っこしてました!笑
そう看護師さんに言われるほど
私は退院した後がものすごく不安だよ
手術前日のNICU面会の後
私ひとりで麻酔科からの説明を聞いたのですが
手術では太い血管から点滴を取る必要がある
赤ちゃんは血管が細いから
髪の毛を剃って頭の血管から取ることもある
そんな話をされて、唖然としつつも
とにかく娘が痛みを感じないように
眠っている間に全て終わるようにとお願いして
4歳の息子が待つ自宅へ、一旦帰宅
福岡市内に住む義両親が泊まりにきてくれたので
4歳の息子をお願いして
私達夫婦はその夜、再びこども病院へ
20時から始まった術前説明は
想像よりはるかにつらい時間でした
という娘の病気は、複数回手術が必要です
1回目 生後1ヶ月頃
身体(心臓)が成長するまで自宅で過ごすための手術
2回目 1〜2歳頃
生まれつき入れ替わっている心臓の血管を
通常の位置に戻す手術
3回目 大人の身体になってから
2回目で付けた心臓の人工物を
大きなサイズに取り替える手術
2回目の手術に比べると
今回の1回目のシャント手術は
そんなに難しい手術ではないと思っていたので
心臓血管外科の医師からの術前説明で
心臓の手術の大変さやリスクを聞いて
急に恐ろしくなって
私は涙が止まりませんでした
さらに、2回目の手術は体重6kg〜可能と聞いて
娘は今もう5kgあるのに
1回目の手術の必要があるのか?
このまま、もう少し入院して体重を増やして
最初から2回目の手術は出来ないのか?
そんな疑問が湧いてきて
しくこく、何度も質問したため
1時間を予定していた術前説明は
2時間以上かかって終了
帰宅すると22時半を過ぎていて
4歳の息子は、もう眠っていました
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