葉蘭(はらん)がたくさん手に入ったので

11枚の葉組みをしてみました

 

葉蘭はおにぎりを包んだり

お料理の下に敷いたり 飾りにしたリ(高度な飾り切りもある!)

使える葉っぱです~

ちなみに

プラスティックのバランは

この葉蘭の代わりとして作られました

 

 

さてさて

葉組みにする葉蘭は出荷されるときにすでに

組みやすいように大小混ぜてあるのだけど

お庭で群生した野生のものは

葉が大きくなりすぎて扱いにくい

 

これだけあっても

組めるのはほんの数本なんです

 

 

image

 

花器は竹筒に漆を塗ったもの

 

花留めは又木です

 

以前紹介したこれ

 

image

 

 

葉蘭の特徴として

右葉左葉があるんです

 

image

 

真ん中の葉脈で左右均等に分かれてないでしょ?

右の面積が多い方が右葉

左が多い方が左葉

 

これを見極めてから

3枚×3組

プラス2枚の11枚の正式活け やってみます~

 

image

 

難しかった~

不本意な出来栄えですが

良い葉っぱが足りない

これ以上直すことができません~

根元が緩いし 茎が揃ってない

専門家が見たら笑止ものですが

 

 

image

 

池坊では

「生け花はハランに始まり ハランに終わる」と言われてるそうですよ

私は池坊ではありませんが

どの流派でも葉蘭の葉組は難易度が高く

みなさん苦労します

 

 

めちゃめちゃ日持ちするので

1カ月くらいは枯れずにこの形を保持しますよ~